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お知らせ

2026年 CIAJ森川会長 年頭所感

2026年1月5日

新年あけましておめでとうございます。

2026年の年頭にあたり、謹んで新春のご挨拶を申し上げます。

昨年4月には、「大阪・関西万博」が『いのち輝く未来社会のデザイン』をテーマに開幕し、10月の閉幕までに約2,558万人もの方々が来場されました。来場者の皆さまは、未来社会の姿や各国・地域の文化に触れ、貴重な体験を重ねられたことと存じます。

また同10月には、我が国の憲政史上初となる女性総理大臣として高市早苗氏が第104代内閣総理大臣に就任されました。高市内閣の下、「日本成長戦略本部」が速やかに立ち上げられ、同本部傘下で日本成長戦略会議が本格的な議論を開始しております。検討課題として掲げられた17項目の中でも、情報通信分野は総務大臣が取りまとめを担う重要領域と位置付けられています。情報通信は、国民生活と経済活動を支える基盤インフラであるとともに、経済安全保障上も極めて重要です。今後の検討の進展を、業界としても注視してまいる所存です。

とりわけAIは、成長戦略の中核を成すテーマとして、その活用領域が国民生活から産業分野まで飛躍的に拡大しております。日常生活においては、行政手続のオンライン申請支援や医療・介護分野での診断補助など、暮らしに寄り添う形でAIが浸透しつつあります。産業界においても、製造現場の品質管理や設備保全、物流最適化、さらにはクリエイティブ産業における高度なデザイン・コンテンツ生成など、多岐にわたり活用が進んでおります。

こうしたAIの本格的な普及の背後では、膨大かつ高精度なデータが継続的にネットワーク上を行き交っており、そのための通信基盤の強靭化・高度化は、社会全体の発展に不可欠な要件となっております。

CIAJでは、高速大容量通信を支えるオール光ネットワーク「APN(All Photonics Network)」の市場創出と社会実装に向け、スタートアップミーティングを重ねてまいりました。昨年10月のCEATEC 2025では、当協会主催のコンファレンスにてAPNの将来像を議論するとともに、展示ホールにはAPNパビリオンを設け、CIAJ会員による光ネットワーク関連製品や技術を紹介し、社会実装に向けた取組みを広くアピールいたしました。

さらにCIAJでは政策提言活動をより強力に進め、情報通信ネットワークが重要不可欠なインフラであることを踏まえ、経済安全保障の視点から国内産業が持続的に事業を展開し、技術・製品・供給体制を確保していく政策のアイディアを検討しています。CIAJと政府との新たな連携体制の構築を目指し、関係省庁をはじめ多くの皆さまからご知見を賜りながら、引き続き議論を深めてまいります。

本年は六十干支で「丙午」に当たります。「丙」「午」はいずれも火の性質を持ち、情熱や力強さを象徴するとされます。CIAJは、国民生活と産業活動を支えるライフラインインフラを担う企業が結集する団体として、本年も情熱をもって政策提言、新規事業の創出、社会課題の解決に向けた取組みを一層推進してまいります。

関係省庁ならびに通信事業者をはじめ、関係各位におかれましては、本年も変わらぬご支援とご協力を賜りますようお願い申し上げます。

皆さま並びにご家族のご健勝とご多幸を心より祈念し、新年のご挨拶といたします。