イメージ

> 課題への取組 > 社会課題解決に向けた新たな取組み

社会課題解決に向けた新たな取組み

CIAJでは、Society5.0といった我が国の成長戦略を支え、持続可能な社会構築への諸課題解決に貢献する団体を目指した新たな取り組みを進めています。

新規事業分科会の役割を継いで、2020年度に設立した戦略企画部会にて新規事業検討を進めて参りました結果、2021年4月に新たに下記に示す委員会を設立することができました。昨年4月に設立された3つの委員会も併せて活動中です。

加えて、「戦略企画部会」傘下に新規事業調査検討 EG(Expert Group)を設置して、新規事業案の発掘検討も実施して参りました。ここで導かれた新規事業案につきましても、実現に向けて検討を進めて参ります。

(1)2021年度新設委員会

保険医療福祉ICT推進委員会:

保健医療福祉におけるICT活用の可能性や共通課題の調査・分析や方策を調査検討し、関係省庁等に提言する。
そのためにコネクテッド・カー技術の標準化を推進している団体(TTCなど)とも連携し、情報通信サービスを利用する側の目線での普及推進のための調査、検討、情報発信を行う。

  1. コロナの影響による保健医療福祉環境の変化について調査検討し、その結果をまとめる。
  2. オンライン診療のさらなる活用について調査検討し、政策提言としてまとめる。
  3. 保健医療福祉のデジタル化における問題点を調査する。
  4. 上記調査/検討を実施するにあたり、ICT活用先端事例/自治体先進事例に関する情報収集を行う。また、関連学会、有識者等との交流や連携を積極的に模索する。

(2)2020年度設立委員会

コネクテッド・カー利活用推進委員会:

自動運転など自動車同士が通信を行うサービスが注目されている。これらのサービスには5GやITS通信などの「コネクテッド・カー技術」が活用される。本委員会では、コネクテッド・カー技術を用いたクルマとICTの融合による防災システム等の公共インフラ構築を目指し、課題の検討、市町村での利活用ガイドラインの策定、政策提言などを行う。
そのためにコネクテッド・カー技術の標準化を推進している団体(TTCなど)とも連携し、情報通信サービスを利用する側の目線での普及推進のための調査、検討、情報発信を行う。

トラフィックデータ利活用委員会:

ネットワーク上のトラフィックデータを分析することで、システム運用の省力化、インフラシステムの最適化、サイバーセキュリティ対策など様々な利活用が期待されている。
そこで、既存の法制度や社会規範に見合う形での、ネットワーク上のトラフィックデータ収集の業界ガイドラインを策定する。さらに、ガイドラインに沿ったデータ収集・利活用についての認証制度や新しい法制化の提案を目指す。

5G/Beyond5Gシステム委員会:

5Gならびにそれ以降の移動体通信システムでは、通信事業者や関連ベンダーのみならず様々な人々が主体となってサービス提供に参加できるようになった。一方、そのための手続きや順守すべき法令、秩序の維持など、通信事業者以外には馴染みの薄い事項も数多くあることから、その拠り所となるものや議論するコミュニティが求められている。
そこで、5GとBeyond5Gの可能性や共通課題の調査・分析、方策の検討を有識者やステークホルダー等を交えて調査・議論し、最新の技術・ビジネス動向等を把握する。さらに、パブリックコメントへの意見発信やガイドラインの作成等を通じて、5Gシステムを提供および利活用する企業や多業種の参入につなげる。

(3)2020年度設立部会、及びEG(Expert Group)

戦略企画部会

継続的に新規事業創出を行うべく、新規事業案に対する委員会化検討を行う。また、新設された委員会の活動検証を行う。
また、CIAJ活動の主体である委員会を束ねる部会として、CIAJを取り巻く課題の解決を推進するとともに、既設を含む各委員会の活動検証方法等につき協議し、実行を推進する。

新規事業調査検討EG (戦略企画部会傘下)

他産業領域を含む新規事業創出に向け、シンクタンク/コンサルタント等を活用して、CIAJを取り巻く事業環境・動向の調査・検討を行い、新規事業領域案の発掘を行う。

問い合わせ先

技術推進部 TEL: 03-5962-3451
事業計画部 TEL: 03-5962-3453