WiCON運営協議会(一般社団法人 情報通信ネットワーク産業協会 会長:東京大学大学院 工学系研究科 教授・森川博之 /一般財団法人 全国地域情報化推進協会 理事長:吉田眞人 /独立行政法人国立高等専門学校機構 理事長:谷口 功)が主催する、全国の高等専門学校(以下、高専)の学生を対象としたワイヤレス技術のコンテスト「WiCON2025」は募集を終え、応募いただいた全41チームより、20チームの採択を決定いたしました。
採択されたすべてのチームに技術実証のための費用として100万円を支援し、約9ヶ月間の技術実証に挑戦していただきます。
1.各募集部門の応募状況と審査結果
審査結果
- ワイヤレス利活用部門
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<既存の無線機器/システムを用いて地域課題を解決する「モノ」「アプリ」「サービス」の提案・技術実証>
応募: 36チーム 採択: 16チーム【別紙参照:PDF】 - ワイヤレス基礎技術部門
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<電波を効率的に利用するための無線技術/システムの「新規アイデア」の技術実証>
応募: 5チーム 採択: 4チーム【別紙参照:PDF】
2.今後のスケジュール
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〜2026年2月末まで: 実証期間 -
2026年3月11日: 本選大会(プレゼン+デモにより最優秀賞等決定) -
2026年3月下旬: 最終レポートの提出
3.コンテストの背景
WiCONは「高専が地域を変える!」をテーマに無線通信を活用して地域課題を解決するための「モノ」「アプリ」「サービス」の技術実証や、無線技術・システムの「新規アイデア」の技術実証を通して、ワイヤレス人材の育成、近い将来に地域に根付く新たなビジネスやサービスの創出に取り組むコンテストです。
2017年度に総務省主催で「高専ワイヤレスIoTコンテスト」としてスタート。2023年度からは適用領域の拡大、ビジネス化への促進を図るため、産業界との結びつきを強めて「高専ワイヤレステックコンテスト」と名称を改め、CIAJと総務省の共催としてコンテストを続けてきました。2025年度からは名称を「WiCON」へと改め、CIAJ、APPLIC、国立高等専門学校機構主催、総務省の共催でこれまで以上にWiCONを盛り上げてまいります。
4.コンテストの特徴
WiCONでは、アイデアや技術の検討・提案にとどまらず、応募審査で選ばれた採択チームには技術実証費用を支援します。採択されたチームは支援費を活用して、数ヶ月間の技術実証に取り組みます。その取り組み・活動の成果を3月に開催される本選大会で競います。
5.実施体制
主催: | WiCON運営協議会(一般社団法人 情報通信ネットワーク産業協会 / 一般財団法人 全国地域情報化推進協会 / 独立行政法人国立高等専門学校機構) |
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共催: | 総務省 |
後援: | 一般社団法人全国高等専門学校連合会、デジタル庁、文部科学省、農林水産省、経済産業省、国土交通省、一般社団法人電子情報通信学会 |
運営: | WiCON運営協議会 |
メディア協力: | 一般社団法人日本ケーブルテレビ連盟、一般社団法人日本ケーブルラボ |
協力: | 株式会社ON BOARDグループ |
協賛企業・団体(アルファベット順、五十音順): | |
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公式サイト: | https://wicon.jp/ |
問い合わせ
WiCON運営協議会 WiCON2025事務局
担当:嵐、松本 E-mail: wicon[at]applic.or.jp