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「ファクシミリの利用調査結果」を公開 ~依然として6割が日常の業務フローの中でファクスを利用~

2023年8月23日

「CIAJ画像情報ファクシミリ委員会」では、2020年度からファクシミリ(以下ファクス)の利用調査を行っており、この度2022年度の調査結果が纏まりました。

今回の調査で、ファクスはまだ4割以上の方に利用されていること、送受信業務をされている方においては、6割の方が日常の業務フローの中でファクスを利用されている事が分かりました。

一方、テレワーク下においては、ファクスが持つ転送機能等を十分に活用して頂けていない事も分かりました。

CIAJでは、今後ともファクスを利用して下さる方が、より便利にご活用頂けるよう、情報発信に努めてまいります。

1. 調査概要

第1回(2021年1月)、第2回(2022年2月)に続き、2023年1月に3回目のアンケートを実施し、 全国の20~69歳の男女有職者約4000人に対し、複数回答を含む形式で行いました。

また、継続したアンケート活動になるよう心掛けて調査項目を決定し、【基礎調査=16項目、本調査=20項目】の調査を実施しました。

2. 調査結果

(1) ファクスの利用状況

<4割強がファクスを利用>

43.7%の方が、業務の中で通信手段として利用されています。昨年度に比べ、「日常的に使用」+「たまに使用」が、2.2%低下しています。業務の中で、「送受信業務がない」方を除いた場合、6割の方がファクスを利用されている結果となり、まだファクスは、業務の中の通信手段の1つとして利用されている事がうかがえます。

あなたはお勤め先で文書や画像を送ったり受けたりするためにファクスを使用していますか?

(2) 使用しているファクス機

<ファクス機を持っていなくても利用>

職場では、カラー複合機(約7割)/モノクロ複合機(約2割)が大きな割合を占めています。

本項目は、2020年度からアンケートを行っていますが、以下のようにファクス機を持っていない方でもファクスを利用するケースが増えています。

※2020年度 → 2021年度 → 2022年度(今回)
「コンビニエンスストアのファクス利用」 1.9% → 2.3% → 3.8%
「スマートフォン等からのファクスサービス」 2.9% → 2.6% → 7.2%
あなたがお勤め先で使用しているファクスはどのような機種ですか?(複数回答可)

(3) ファクスの便利な点

<操作が簡単>

普段、利用されている方にとって、ファクスは簡単な操作でかつ確実な送受信が可能である情報伝達手段であり、その利点が反映されている結果(59.2%)のようです。個々人にパソコンがない職場や、業務フローの中で紙を使用している職場では、迅速な利用が可能となります。

他の項目も、それぞれ3割以上の方が、便利だと認識されて利用されています。

あなたはファクスのどのようなところが便利だと思いますか?(複数回答可)

(4) テレワーク下でのファクス送信方法

<転送等の機能利用者と、出社での利用者がほぼ同数に>

「転送機能を利用」「中継機能を利用」に該当するファクス機の機能を利用されている方が、23.3%となりました。一方、「出社して職場から送る」「出社している人に送ってもらう」の合計が、20.1%となり、ファクス機の機能を利用されていない方が、ほぼ同数の結果となりました。

運用関与者※に限定した場合、 ファクス機能を利用=40.3%、機能を利用しない=28.4% となり、機能利用の割合が増えますが、ファクス機の機能を利用して頂けていない方が、3割弱の結果となりました。 『テレワーク下でもファクス送信を行う方法』について、情報周知につなげる必要性があるという結果となりました。

※運用関与者とは、事務機器の運用担当者、および機器の設定等をある程度知っている方

(5) 送信するときの読取画質の設定

<画質を気にしない人が半数弱>

ファクスで送信する際、原稿の読み取りの画質(画質が高いとよりキレイに読み取る反面、データ量が増加します)の設定について、「より細かく」&「原稿によって」のように、利用者が目的に応じて設定している方は、全体の20.3%となり、昨年度(18.3%)に比べ若干増加しています。

一方、読み取り画質を気にしない方は、全体の46.9%で、半数弱の割合となっており、運用関与者を除いた場合、6割の方が気にせずに利用されています。

あなたはお勤め先で文書や画像を送るとき、読取画質の設定を変えていますか?

3. 調査を終えて

ファクスは、まだ4割以上の方に利用され、送受信業務をされている方は、6割が日常の業務フローの中でファクスを利用されている事が分かりました。一方、テレワーク下においては、ファクスが持つ機能を活用して頂けていない事も分かりました。

ファクスで使用する通信経路はインターネットとは別の経路であり、独自の通信手順や画像処理を使用しており、不正アクセスやコンピュータウイルス等に混入されることがなく、安全な通信手段となっています。

多種多様な業務がデジタル化されていく世の中でも、ファクスのデータは、機器の中でデジタルデータとして取り扱われており、DXの一部として組み込む事も可能です。

また、認知度が低い機能等については、情報発信など周知を進めてまいります。

最後に、画像情報ファクシミリ委員会では、過去3年のアンケート結果の傾向等を踏まえた上で、2023年度も調査アンケートを行う予定です。

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