第6回定時社員総会終結後における 佐々木前会長退任挨拶
既に、前会長となりました、佐々木でございます。
先程の定時社員総会で、2014年度事業報告、2015年度事業計画を承認いただきました。また、その後の理事会において、新会長の選任も終わり、CIAJは新しい体制のもとで、活動が始まることになります。
この1年間、会長としてCIAJを無事運営できましたことは、ひとえに会員の皆様のご支援、ご協力の賜物と感謝申し上げます。
さて、改めて2014年度を振り返りますと、我が国の経済は政府の経済政策等により、企業業績が向上し、主要業種において2年連続のベアが達成されるなど、消費・投資の好循環によるデフレからの完全脱却・持続的成長への期待が大きくなっています。
こうした中、CIAJは、先程の事業報告の中でも、お示ししましたように、この1年間、「事業環境変化に対する政策提言の強化」、「業界を取り巻く諸課題への取組み、「団体活動基盤の改善への取組み」の3つを重点事業として活動してまいりました。
加えまして、2014年度は、「中期課題検討分科会」を設置し、環境変化と課題の再確認、CIAJのミッションの再定義および具体的なアクション の検討に精力的に取組み、2015年度の事業計画策定においては、重点事業「新市場開拓に向けた取組みとグローバルビジネスの推進」を新たな柱として取組 むことといたしました。
これらの活動成果は、ひとえに、会員各社の皆様、そして、それぞれの社の代表として活動いただきました委員の皆様のご協力、ご尽力の賜物であり、厚く御礼申し上げます。
こうした活動の積み重ねや様々な切り口で取組みを推進していくことにより、CIAJは益々発展していくものと確信しております。
最後になりますが、本日をもって退任される理事の方には、これまでのご支援に御礼申しあげますとともに、この1年の、会員の皆様方、事務局の皆様 方に大きなご支援、ご協力をいただきましたことに、厚く御礼申し上げ、簡単ではございますが、退任の挨拶とさせていただきます。
1年間、ありがとうございました。
第6回定時社員会総会終結後における 遠藤新会長就任挨拶
先程開催されました第39回理事会におきまして、一般社団法人 情報通信ネットワーク産業協会 会長に選任されましたNECの遠藤でございます。
微力ではございますが、会長としての責務を果たして参りますので、皆様のご支援と協力を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。
会長就任にあたり、一言ご挨拶させていただきます。
2014年度は、消費税の引上げに伴う景気の足踏みが一時懸念されましたが、政府や日銀の政策対応等により経済は回復に向かい、企業業績や雇用の拡大、経常収支の改善が進展しました。
2015年度は、この流れをより確実なものにしていかなければなりません。今の勢いを継続するのみならず、さらなる消費や投資の拡大につなげる好循環を実現し、持続的な成長の達成を目指して参りたいと思います。
そうした、わが国の成長を幅広く支えるのがICT産業であり、これを担うのがCIAJの重要な役割であるということを、再確認したいと思います。さらに 5年後に迫った東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会の成功に向け、元気な日本を世界に発信していくことにも、大きく貢献して参りたいと思い ます。
このような認識のもと、先程の総会におきまして、「新市場開拓に向けた取組みとグローバルビジネスの推進」をはじめとする、2015年度の3つの重点事業が承認されました。
これらの施策に着実に取組むべく、政府や国内外の関係団体との連携を強化し、ICT産業の発展と、我が国の経済・社会の発展に貢献するために、会員の皆 様の知恵と力を結集して取り組んで参る所存です。これからの1年、会長として精一杯務めて参りますので、皆様方の一層のご指導・ご鞭撻、並びにご協力を心 よりお願い申し上げます。
佐々木前会長におかれましては、大変ご多忙の中、この１年間、業界の抱える諸課題の解決に対し、多大なご尽力を賜りました。また、大木前専務理事 におかれては、約3年間に渡りCIAJの円滑な運営にご尽力頂きました。お二方にはCIAJ会員を代表し、深く感謝申し上げます。ありがとうございまし た。
片山新専務理事におかれましては、これまでのご経験をCIAJの運営に、存分に発揮して下さるようお願い致します。
この1年間は、IoTの爆発的普及に向けた入口の期間となり、ICTの必要性や役割が益々高まってくるものと考えております。皆さまと共に、 CIAJを通してICT産業を活性化させ、日本のICTが世界をリードしていくという想いも共にして、頑張って参りたいと思います。
以上、簡単ではございますが、CIAJ会長就任にあたっての挨拶とさせていただきます。今後ともよろしくお願い申しあげます。
ありがとうございました。