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━ CIAJ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
  『 QMSを経営に活かしたいあなたに贈る 』 QMS委員会
    〜 「QKMアクティブラーニングで内部品質監査の改善のタネを見つけてみませんか」 〜
                                  2023年1月16日発行 第100号
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ CIAJ ━
≪ 第100号 目次 ≫
サブタイトル                       
・はじめに                          
・QKMアクティブラーニング(第22回)のご案内(参加募集)                    
・ISO 9001関連の最新動向                    
・TL 9000コーナー TL 9000セミナー「導入コース」の報告   
・訪問・懇談会(オンライン)について                     
・その他のイベント・企画について                                 
・編集後記                          
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●はじめに
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令和5年が始まりました。今年もよろしくお願いいたします。
3年ぶりの「行動制限のない年末年始」は皆さまどのように過ごされましたか。久しぶりに親戚で集まっ
た,旧友と会ったという方も多いかと思います。直接会う事の重要性を実感する年末年始であったので
はないでしょうか。
しかし,年始は都内の新規感染者が2万人を超える日もあり,まだまだ予断を許さない状況であることも
事実です。オンラインと対面のバランスを取りながら業務を進めていく事は今後も続きそうです。
この様に難しい状況ではありますが,QMS委員会では,会員企業様との対話を通じて皆様のお役に立てる
ようなイベントなどを企画しております。先日もご要望の多かった「異業種見学会」候補施設下見をして
きました。今年は「withコロナ」を考慮した活動も行う予定です。
尚,今後も本メルマガやHPにて会員企業の皆様に情報発信していきたいと思います。
それでは,メルマガ第100号をお届けいたします。
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●QKMアクティブラーニング(第22回)のご案内(参加募集)
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QKMアクティブラーニング(第22回:Zoomによるオンライン開催予定)
2022年度の運営方針である『QMSの運用やプロセスを改善する』をテーマとし,以下の日程で開催させて
いただく予定です。
 ・第22回 1/27(金)14:00-17:00 開催予定
  テーマ:『QMSの運用やプロセスを改善する』〜内部品質監査の役割を考える〜
  講師:Future MaPS(フューチャーマップス)代表 大日向 礼子 様
     (一般財団法人日本規格協会 QMS研修講師,元QMS委員会委員長)
QMSを運用されている方々が組織のQMSの運用やプロセスの改善点を見いだせるコンピテンス(力量)を身
につけることを目標とし,事例としては,『内部品質監査』を取り上げ,その役割を考えてみます。
講義は,資料解説を行う座学と,個人やグループで演習を行うワークショップを交えながら,双方向の学
びの場として進めていく予定です。
開催案内は1/6にお送りさせて頂いております。
会員企業の皆様のご参加をお待ちしております。
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●ISO 9001関連の最新動向
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<欧州AI規制法案 - 欧州委員会の標準化検討指令の改訂(2022年12月5日)>
日本でも関心の高い「欧州AI規制法案」について, 欧州委員会はEUの標準化機関であるCEN/CENELECを
対象に,標準化検討指令の改訂版を発表しました。この文書の付属書Iには,要求される欧州規格および
作成される欧州標準化成果物とその採択期限(2025年1月31日)が記載された表が掲載されています。
「国際標準化機構(ISO)および国際電気標準会議(IEC)が関連分野において国際レベルで開発した特定
の規格は,欧州連合の法的枠組みの要件に適合させることを条件に,CENおよびCENELECが欧州規格として
採択することができる」と記載があり,AIシステムの組織や社会への実装メカニズムとして,基盤となる
品質マネジメントシステムの重要性がさらに高まっていくと考えています。
なお,同日,欧州ICT産業団体DIGITAL EUROPE(DE)は,DEに加盟している各国ICT産業団体(NTA)と共に
声明を発表しました。欧州ICT産業界の声明については,「AI法は,機械規則や医療機器規則などの既存の
法律と抵触する可能性がある」や「AIバリューチェーンの適切なアクターに適切な責任を与えることが
重要である」等が示されています。欧州議会の具体案がまだ見えない所があり,今後も注視して参ります。
出典:
https://ec.europa.eu/docsroom/documents/52376?locale=en
https://www.digitaleurope.org/news/joint-statement-the-ai-act-four-recommendations-for-member-
states-from-europes-digital-industry/
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●TL 9000コーナー TL 9000セミナー「導入コース」の報告
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恒例になりましたTL 9000セミナー「導入コース」を,2021年11月21日にTIAクエストフォーラム日本ハブ
様とCIAJ QMS委員会で共同開催致しました。
Zoomによるオンライン開催で,当日は10団体28名の参加の参加があり,QMS委員会内部に留まらず,CIAJ
会員とTIAクエストフォーラム日本ハブ会員から幅広く参加がありました。
初参加の方が12名で,ICT業界関係各位に電気通信の品質規格:TL 9000をご理解戴く機会となりました。
セミナー内容
  TIAクエストフォーラムの紹介
  SCS 9001の概要紹介
  TL 9000の紹介
    1.TL 9000に関するWEB等の情報の見方
   2 TL 9000要求事項の基礎(R6.3)
   3.TL 9000測定法の基礎(R5.7)
    質疑応答
講師:川津 一郎 氏:TIA承認TL 9000トレーニングコース修了
   小林 真一 氏 吉崎 久博 氏:TIA公認研修機関(株)テクノファ講師
今回のアンケートの結果抜粋:
 ・TL 9000情報を得るよい機会となっています。
  ・ISO 9001との差分が理解でき,SCS 9001との関係もでてきそうであることも認識できました。
 ・測定法で計測したデータ(業界平均含め)をセールスに活用できたらと思ったりもしています。
  ・SCS 9001など,最新状況についても引き続き解説をお願いしたいです。
 
次回開催は,2023年5月を予定しています。
TIA:Telecommunications Industry Association:米国電気通信工業会
  米国を本拠とする通信業界のグローバルな団体で,TL 9000品質規格や通信分野の技術基準の制定,
  技術研究, 米国政府対応を行なっています。
  CIAJとグローバルパートナーシップを結んでいます。
    TL 9000に関する日本語情報はTIAクエストフォーラム日本ハブのWEBから参照できます。
  https://www.tl9000.org/japanhub/
SCS 9001:サプライチェーンのセキュリティに焦点を当てた新しい規格です。
         ISO 9001と同様に組織における製品やサービスの開発,製造,出荷,保守の,ライフサイクル
         におけるサプライチェーンを含んだセキュティマネジメントに関する要求事項を規定し,
         TL 9000と同様に測定法も規定しています。TIAクエストフォーラムが開発し,現在使用トライ
         アル中です。
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●訪問・懇談会(オンライン)について
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2020年度より実施しております訪問・懇談会(オンライン)を2022年度も企画いたしました。
開催期間は2月中旬〜3月中旬を予定しております。
開催案内は2月初旬にお送りする予定です。
QMS委員会は会員企業の皆様とのコミュニケーションの機会が非常に大切であると考えております。
ぜひともご協力いただけますよう,よろしくお願いいたします。
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●その他のイベント・企画について
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異業種見学会についてですが,●はじめにでも書かせていただきましたが,見学候補先を選定し,下見を
いたしました。
2022年10月中旬より,新型コロナウィルスの第8波による新規感染者数が増加しており,東京では昨年の
同時期では1日10000人を超えた感染者数がありましたが,今年は1日20000人を超えた感染者数となった日
も複数あります。昨年,新型コロナウィルスの第8波のピークは1月中旬頃ではと推測されていた医療関係
者も報道番組等で拝見いたしましたが,現状が第8波のピークなのかどうか測りかねております。
運営委員としては,その感染状況を見極め,異業種見学会の実施の有無及び実施する場合はその時期等を
判断していきたいと考えております。
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●編集後記 
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昨年,コロナ禍で実施できずにいた関係会社の工場部門の現地内部品質監査を3年ぶりに行いました。
内部品質監査を通じて若手の育成を行いたいという工場部門事務局の要望と直近に外部審査を控えている
ということもあり,当初予定していたチェックシート形式の内部品質監査を取りやめ,フリーハンドで
プロセスアプローチ型の内部品質監査を行いました。
「あなたのお仕事を説明してください」からスタートし,現場の空気を捉えながら,業務プロセスの意図
した成果,教育・訓練の狙い,工程管理値の意図,妥当性の再確認,是正処置の効果の確認など各種活動
の関連性を追いかけ,現場監査のメリットを生かした監査ができたと感じています。
では,やはり監査は現場監査であるべきかと言うと必ずしもそうではないと思っています。リモート監査
には,確かにコミュニケーションやエビデンスのデータ化や共有などに課題がありますが,時間と費用そ
して監査機会の拡大といった現場監査にはないメリットがあると考えます。
現場監査,リモート監査それぞれのメリットを生かしながら,ICTの改善やハイブリッド化などにより,
質の向上を図り,より有効な内部品質監査プロセスとしたいものです。
さて,引き続き新型コロナウィルスが猛威を振るっており,イベントの開催に苦慮しておりますが,今年
もQKMアクティブラーニングのリモート開催やQKM e-ラーニング,メルマガの発信など皆さまのQMSの改善
の機会となるような活動を推進していきたいと思います。
2023年は「癸卯(みずのとう)」です。去年までで様々なことの区切りがつき,次に向かっていく,そん
な飛躍と成長の年だそうです。
うさぎにあやかり,皆様のQMS活動がより発展されることをお祈りいたします。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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──「QMSを経営に活かしたいあなたに贈る」──
* 配信追加は下記にお知らせください。
 mailto:qmsmelg@ciaj.or.jp
* 発行:一般社団法人 情報通信ネットワーク産業協会
    QMS委員会メルマガ編集部
 http://www.ciaj.or.jp/top.html
 http://www.ciaj.or.jp/qms/(QMS委員会ホームページ)
* 発行責任者:QMS委員会メルマガ編集部事務局(勝田 秀樹)
* 皆様のご意見・ご要望をどしどしお寄せください!
 qmsmelg@ciaj.or.jp
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