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『 QMSを経営に活かしたいあなたに贈る 』 QMS委員会
〜 New Normalにむけた情報や知識を発信中! 〜
2022年1月28日発行 第98号
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≪ 第98号 目次 ≫
・はじめに
・2021年度オンライン懇談会について
・2021年度QKMアクティブラーニング
・ISO 9001関連の最新動向
・TL 9000コーナー
・QKM 〜e-ラーニングサービス〜受講者募集のご案内
・編集後記
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●はじめに
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令和4年が始まってから,およそ一か月あまり過ぎようとしております。遅まきながら今年もよろしくお
願いいたします。
昨年は,新型コロナウィルス感染症による感染拡大が懸念される中,東京オリンピックが無観客で開催さ
れました。
開会式では,各種目のピクトグラムが話題となりました。スポーツピクトグラムは,1964年の東京オリン
ピックで始まったという解説を聞き,日本のデザインが採用された非常口のピクトグラム(ISO 7010)を
思い出しました。日本人はこのようなの分野は得意なのかもしれません。
各方面からの様々な意見はありましたが,コロナ禍での東京オリンピック・パラリンピックが無事に終わ
り,ワクチンの接種率が高まるにつれ,感染者数も減少,2021年9月30日には緊急事態宣言がすべて解除
されました。
観客を入れてのイベントが各地で開催され,飲食店や宿泊施設の客足も戻り,私たちの日常や経済活動が
元に戻ったかに見えましたが,今度はオミクロン株の感染が拡大し,東京では現時点,1日1万人を超える
新規感染者が確認されております。日本全体では1日における新規感染者数が7万人を超えており,全国的
に感染拡大している状況となっております。
新型コロナウィルスを機に,私たちの働き方も大きく変わりました。テレワークが当たり前なものになり
,企業の中には「リモートワークを原則にする」とのニュースも流れました。
もちろん,すべての業種にテレワークが向くわけではありませんが,DXの推進もあり,モノよりもコト
に消費者のニーズが変わってきているように感じます。
2022年4月には,東京証券取引所の市場構造の見直しが行われ,それを睨んで改訂されたコーポレートガ
バナンス・コードではサステナビリティが求められています。
サステナビリティ(ESG経営)では,環境マネジメントシステムが着目されがちですが,今日の顧客の
ニーズや品質は,明日の顧客満足や継続的改善となることからも,品質マネジメントシステムは持続可能
性を持ったシステムであり,ガバナンスツールとしても重要であると考えます。
私たちを取り巻くビジネス情勢は,コロナ禍の中と言え,前へと進んでおります。
QMS委員会は,皆様のお役に立てるようなオンラインイベントなどを企画しております。
本メルマガやHPにて会員企業の皆様に情報発信していきたいと思います。
それでは,メルマガ第98号をお届けいたします。
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●2021年度オンライン懇談会について
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既にご案内させていただいておりますが,2020年度に実施しましたオンライン懇談会を2021年度も企画い
たしました。
QMS委員会は会員企業の皆様とのコミュニケーションの機会が非常に大切であると考えております。
ぜひともご協力いただけますよう,よろしくお願いいたします。
また,対応者のスケジュール調整等もございますので,返信の締め切りまでにご都合の良い日程をご連絡
いただけますよう,お願いいたします。
(締め切り:2022/2/7)
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●2021年度QKMアクティブラーニング
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〇QKMアクティブラーニング(第21回:Zoomによるオンライン開催予定)
海外に業務委託を行う際に,受託側との認識の違いを経験したり,当初想定していなかった点で製品の
品質を満たすために苦労をされたりした方も多いと思います。そもそもなぜ認識の齟齬が起こるのか,
確認が必要な点や注意すべき点をどうすれば逃すことがないかなど,豊富な経験に基づく,具体的なエ
ッセンスを共有することを目的に「失敗しない海外 ODM/EMS/OEM マネジメント」を企画中です。
聴講スケジュールが調整しやすいよう開催1カ月前を目途に開催案内をお送りする予定です。
・第21回 2/28(月)15:00-16:00 開催予定(失敗しない海外 ODM/EMS/OEM マネジメント)
(講師 日本電気株式会社 環境・品質推進本部 NEC Certified Professional 北村 弘様)
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●ISO 9001関連の最新動向 〜AIを巡る国際的な動向とクオリティ4.0,そして持続可能性〜
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〇AIを巡る国際的な動向とクオリティ4.0,そして持続可能性
国際規格としてはISO/IEC 42001 Information Technology-Artificial intelligence-Management sys
tem の他,コアとなる規格を中心に開発が着々と進んでいます。一方,欧州ではAI賠償責任ルールを含
む規制の方向性の強い法案が議論。AIを巡り世界ではどのような議論が行われているのか,品質保証に
どのような影響を及ぼす可能性があるのか,IRCAジャパンのメンバーズサポータも務め,AIに関する国
内外の議論に積極的に参加している当QMS委員会運営委員の寄稿記事をご紹介します。
https://japan.irca.org/media/thoughtleadership/AI-quality4-sustainability
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●TL 9000コーナー TL 9000 概要説明会の報告
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恒例になりました「TL 9000 概要説明会」を,11月22日にTIAクエストフォーラム日本ハブ様とCIAJ QMS
委員会で共同開催致しました。
Zoomによるオンライン開催で,当日は13団体37名の参加があり,QMS委員会内部に留まらず,CIAJ会員と
TIAクエストフォーラム日本ハブ会員から幅広く参加がありました。
初参加の方が8名で,ICT業界関係各位に電気通信の品質規格:TL 9000をご理解戴く機会となりました。
セミナー内容
TIAクエストフォーラムの紹介
TL 9000の紹介
1.TL 9000に関するWEB等の情報の見方
2.TL 9000要求事項の基礎(R6.3)
3.TL 9000測定法の基礎(R5.7)
質疑応答
講師:吉崎 久博 氏,小林 真一 氏:
TIA公認研修機関(株)テクノファ講師
川津 一郎 氏:TIA承認TL 9000トレーニングコース修了
今回の説明会の動画公開:
TIAクエストフォーラム日本ハブのWEBサイトにおいて動画公開しています。
どなたでもご覧いただけますので,活用いただければと存じます。
https://www.youtube.com/watch?v=bjpfKOVRHYA
今回のアンケートの結果抜粋:
・毎回規格を丁寧に解説され助かります。
・持続可能性,環境トピックなど要求項目の増加を知ることが出来た。
・ベンチマーク(業界の最高/平均/最低との比較)ができる仕組みは良い。
・規格動向を詳しく知りたい。
・要求事項の管理の具体例が欲しい。
次回開催は,2022年5月頃を予定しています。
TIA:Telecommunications Industry Association:米国電気通信工業会
米国を本拠とする通信業界のグローバルな団体で,TL 9000品質規格や
通信分野の技術基準の制定,技術研究,米国政府対応を行なっています。
CIAJとグローバルパートナーシップを結んでいます。
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●QKM 〜e-ラーニングサービス〜受講者募集のご案内
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CIAJ QMS委員会では,品質に関わる実践的な知識・ノウハウを身につけていただくことを目的として,20
03年よりQKM(Quality Knowledge Meister)というネーミングを冠したe-ラーニングサービスを提供してお
ります。
「品質に関する基礎的な知識を身につけたい!」,「集合性の教育(社内/社外)ではなく,e-ラーニン
グの教育を受講したい」,「集合性の教育は新型コロナウィルス感染のリスクが心配!」などとお悩みを
持ちの方は是非,CIAJ QMS委員会で提供している【QKM e-ラーニングサービス】の受講を検討されてはい
かがでしょうか?
【QKM e-ラーニングサービス】は,QMS委員会の会員企業の皆様は無償で受講いただけます。
新入社員の導入教育をはじめ,中堅社員の実践教育,管理職教育等,幅広く積極的にご活用いただければ
幸いです。
【QKM e-ラーニングサービス】についてですが,今までご利用いただいたことがない場合は本サービスの
内容をまず会員企業の代表の方に受講いただき,社員に進めたい教育内容かどうかご判断いただきたいと
思います。
既に今までご利用いただいたことがある場合は,再教育としてご活用をおすすめさせていただきたいと思
います。会員企業の皆様の積極的なご活用をお待ちしております。
【QKM e-ラーニングサービス】の概要は以下の通り,2講座(5プログラム)用意させていただいておりま
す。
(1)ISO 9001:2015規格解釈(1プログラム)受講期間:60日
「QMSはシステムであるということ」「マネジメントシステムの本質とは何か」「トップマネジメ
ントがやるべきことは何か」といった視点から規格解釈の枠を超えて品質マネジメントシステムを
深く理解いただける内容にしています。
(2)QMS基礎講座(4プログラム)受講期間:各プログラム30日
品質を取り巻く環境の変化や品質管理・品質保証業務の取り扱う領域の変化に伴い,品質管理に携
わる要員に求められる知識・スキルも変化しています。「品質管理概論」は最近の動向を踏まえ,
従来の品質管理に加えマネジメントの要素を取り込んだ内容にしています。
1.品質管理概論
2.統計的方法
3.管理図(見方と使い方)
4.検査業務の進め方
詳しくは以下のURLに記載してありますので,ご参照いただけますようお願いいたします。
https://www.ciaj.or.jp/qms/elearning/
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●編集後記
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2022年が始まりました。干支の壬寅(みずのえとら)は『雪解けの海を渡る虎』。
干支の様に「厳しい冬を越えて新しい成長が始まる」年となる事を祈るばかりです。
約二年間,コロナ禍で不自由な生活を強いられた一方でテレワーク導入が急速に進みました。
場所を選ばずにセミナー聴講,自由な時間にe−ラーニングを受講できる機会が増えました。
当委員会もQKMアクティブラーニングやQKM e-ラーニングサービスを行っております。これらを
皆さまのQMS活動に活用して頂けると幸いです。QMS基礎講座などは新人にもお勧めです。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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──「QMSを経営に活かしたいあなたに贈る」──
* 配信追加は下記にお知らせください。
mailto:qmsmelg@ciaj.or.jp
* 発行:一般社団法人 情報通信ネットワーク産業協会
QMS委員会メルマガ編集部
http://www.ciaj.or.jp/top.html
http://www.ciaj.or.jp/qms/(QMS委員会ホームページ)
* 発行責任者:QMS委員会メルマガ編集部事務局(勝田 秀樹)
* 皆様のご意見・ご要望をどしどしお寄せください!
qmsmelg@ciaj.or.jp
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