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   「QMSを経営に活かしたいあなたに贈る」 QMS委員会

 「QKM e-ラーニング  ISO 9001規格解釈コース全面リニューアル」

                      2009年11月30日発行 第34号

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≪ 第34号 目次 ≫

 ・はじめに                          
 ・QKM e-ラーニング  ISO 9001規格解釈コース全面リニューアル
 ・QMS戦略セミナー/QMSレベルアップセミナーダイジェスト
   『BSC基礎から構築まで(2日間定員コース)』        
   『信頼性データ解析』                    
   『QMSに「磨きをかける」ための目の付けどころ』      
 ・ISO 9000 改訂動向
  「ISO規格類の妥当性確認情報と今後の動きについて」       
 ・TL 9000コーナー                        
 ・知識活用型企業への道「QMSにおける知的資産運用への取り組み」  
 ・編集後記                           

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●はじめに
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QMS委員会会員の皆様,こんにちは。

日増しに寒くなり,朝晩はコートの襟を立て足早になってしまいます。

本格的な冬到来を前に,近所の小学校では立派な銀杏並木が太陽に照らされ,
黄金色(こがねいろ)に輝く素晴らしい光景を見ることが出来ます。
自宅でも小さなもみじが可愛く色づき,短い期間ですが紅葉が私たちの目を
楽しませてくれます。自然の贈り物として,ちょっとした癒しの時間ですね。

会員の皆様におかれましてはいかがお過ごしでしょうか。
明日からは師走で慌しい時期ですが,ちょっと自然に目を向けてみませんか?

さて,QMS委員会では「QMSをいかす」ための教育事業を精力的に展開
しておりますので,こちらにも大いに目を向けて下さい。
今回は,会員の皆様に各種セミナーのご報告と,ISO 9001:2008追補改正版を
織り込んだe-ラーニングの全面リニューアルのお知らせをお届けします。

QMS委員会の教育に一人でも多くの会員の皆様にご参加を戴き,各自の新た
な気付きや,業務の継続的改善につなげて戴ければと思います。

それでは,メルマガ第34号をお楽しみ下さい。


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●「QKM e-ラーニング  ISO 9001規格解釈コース全面リニューアル」
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会員の皆様には,日頃よりQKM e-ラーニングサービスをご利用・ご活用戴き
誠にありがとうございます。
QMS委員会では,ISO9001:2008追補改正を契機に,受講者視点にたって,
これまで頂戴したご意見も反映し,より一層の理解度向上と使いやすさを考慮
して,全面リニューアルを進めて参りました。

2008年追補改正についても,TC176国内委員会ISO 9001:2008改正の妥当性確認
プロジェクト参画時の経験や各委員の企業での経験をふんだんに盛り込み,
レビューを重ねることで,追補改正された意図を丁寧に解説しています。

このQKM e-ラーニング『ISO 9001規格解釈コース』は,12月中に満を持して,
リニューアル版のリリースを行います!

皆様の会社の社員向けISO教育,内部監査員向け教育をご計画されている方,
ISO 9001:2008版への移行審査を目指している方,QMSの継続的改善のヒント
を得たいと考えている方などなど,幅広いニーズにお応えできる内容となって
おります。

QMS委員会会員企業の皆様には会員特典として無料で受講することができま
すので,ご活用下さい。

お申込み,お問い合わせは下記までお願い致します。
http://www.qkm.jp/lesson/course_login.asp


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●QMS戦略セミナー/QMSレベルアップセミナーダイジェスト
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◆QMS戦略セミナー『BSC基礎から構築まで(2日間定員コース)』

 10月5日,6日,BSCの国内第一人者である横浜国立大学大学院名誉教授
 の吉川武男 様をお招きして,『BSC基礎から構築まで(2日間定員コース
 )』を開催致しました。
 このセミナーはBSCの普及とモノ作り力強化のための柔軟な思考力の養成
 を目指す演習重視の2日間コースのQMS委員会の定番セミナーです。

 今回の受講者は,職種別では,企画,設計,品質保証,品質管理,カスタマ
 サービスなど,多岐にわたる14名にご参加戴きました。
 
 受講者アンケートでは,「大変満足」(71%),「やや満足」(29%)の
 評価を戴きました。また,何よりも受講者のほぼ全員が,受講前の期待に
 対して「達成」されたとの評価を戴いております。
 受講者の主なコメントを以下に紹介しますが,演習に対して率直な意見を
 多数頂戴致しました。

 ・演習に時間が取られており講義での内容がより理解できた
 ・演習課題は身近であるが掘り下げていくとかなり広範囲の検討が必要
 ・演習してなんぼであり皆で苦労し検討して進めていくことで身についた
 ・BSCは演習を実施してみて難しさがよくわかったが充実していた
 ・実際にBSCを構築することで気付きが多くあった

 受講者アンケート結果は,下記の会員専用サイトからご覧戴けます。

 <会員専用サイト(ID,PWが必要です)>
 http://www.ciaj.or.jp/qms_m/pdf/091005.pdf


◆QMSレベルアップセミナー『信頼性データ解析』

 10月9日,QMSレベルアップセミナー『信頼性データ解析』を開催致し
 ました。当日は品質保証,品質管理部門の方から13名の参加を戴きました。
 本セミナーは,QMS会員企業の現役品質管理エキスパートが講師という
 強力なものですが,更に,昨年度のアンケート結果に基づき,テキストの
 内容を大幅に見直し致しました。
 講者アンケートでは,「よかった」(62%),「ややよかった」(15%)
 と評価を戴きました。また,多数の貴重なご意見を戴いておりますので,
 次回に向けて更なるブラシュアップをして参ります。

 受講者アンケート結果は,下記の会員専用サイトからご覧戴けます。

 <会員専用サイト(ID,PWが必要です)>
 http://www.ciaj.or.jp/qms_m/pdf/091009.pdf


◆QMS戦略セミナー『QMSに「磨きをかける」ための目の付けどころ』

 11月16日,アムシック代表取締役 日吉信晴 様をお招きして『QMSに
 「磨きをかける」ための目の付けどころ』というテーマで講演を戴きまし
 た。当日は44名の参加を戴き,講演後のフリートークの場にも多数の参加
 を戴き,各組織のQMSの課題について活発な議論が行われ,関心の高さ
 が伺えました。

 セミナーの内容を少しご紹介します。

 ・QMSが役に立たない事例として「記録を審査のためだけに作成する」
  といった問題提起から説き起こし,「QMSをいかす」すなわち QMS
  の「有効性」とは何かについて一つの考察が示されました。

 ・「磨きをかける」とは,今までやっていることから「変える」ことであり,
  「磨きをかける」ための目の付けどころとして,
    ・ 「結果」の狙いをはっきりさせる
    ・ 手段としての5W1H をはっきりさせる
    ・ 手段は成果に貢献したか検証する
    ・ 推進者と実施者で狙いを共有する
    ・ 一つ先を見てみる:記録を残した後どのように使うか
    ・ 一つ前を見てみる:品質目標はどような考え方で設定しているか
  などの点を具体的に列挙いただきました。

 ・本セミナーの結果を実際の改善に活用できるか, 道具としてのISO 9001
  と使い方の組合せは,「みなさんの腕に依存する。」と過剰な期待へ釘を
  さす解説もしっかりと行われました。


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●ISO 9000の改訂動向「ISO規格類の妥当性確認情報と今後の動きについて」
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当初予定より遅れておりましたISO 9004:2009が10月30日に発行されました。
今後は、日本語化が行われることになります。

ISO 9004:2009
組織の持続的成功のための運営管理−品質マネジメントアプローチ
発行年月日 2009年10月30日


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●TL 9000コーナー  「TL 9000 R5.0改訂情報」
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◆TL 9000 要求事項ハンドブック リリース5.0 対訳版発行

 6月30日に改訂発行された「TL 9000 Requirements Handbook Release 5.0」
 の対訳版が10月15日,日本規格協会から発行されました。リリース5.0 は
 11月15日から有効となっており,来年2010年11月14日までの1年間 
 リリース4.0 からの移行期間が設けられています。

◆TL 9000 測定法 リリース4.5/リリース5.0 改訂作業

 TL 9000 測定法は,現在IGQ WG(統合グローバル品質要求事項測定法作業グ
 ループ)によって改訂作業が進められています。次回改訂では,フェーズ1
 をリリース4.5として2010年発行予定,フェーズ2をリリース5.0として2011
 年発行予定となっています。

◆APAC ベストプラクティス会議

 10月20日から22日の3日間,中国・上海にてアジア・パシフィック・ベスト
 プラクティス会議(APAC Best Practices Conference)が行われました。
 今回のテーマは,”TL 9000を活用して北アメリカでビジネスをする
 (Doing Business in North America - Using TL 9000”で,15の企業から
 グローバル品質向上に関する発表が行われました。
 http://www.questforum.org/meetings/2009/10/index.html


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●知識活用型企業への道「QMSにおける知的資産運用への取り組み」
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前回は,共通の価値観に根付いた集団力のお話をしました。このような集団力
はマネジメントシステムだけでは構築できないことを述べました。
さて今回は,読み書きに関する能力「リテラシー」について,簡単にお話しし
ます。

なんでリテラシーがQMSに関係するのか疑問に思われる方もいるでしょう。
実際QMSに関係する力量としてリテラシーは出てきませんが,仕事を進める
という意味で本質的な力量なのでお話しします。リテラシーは,読み書き能力
と説明されていますが,具体的には自分の考えを相手に伝える能力,および相
手の話を理解する能力と思えばよいでしょう。

QMSには文書化できないものもありますが,システムの活動は文書化された
情報で構築されています。このように文書を軸にシステムをあらわすとすれば, 
文書にするというリテラシーがまず必要です。文書化する能力は高度な能力で
す。自分たちが当たり前のように行動していることを客観的にみて,文書に書
き出すからです。

この段階で物事を客観化することができないと,文書の中に「適切に」,
「必要に応じて」,「適宜」などの曖昧さを示す言葉が羅列されます。全体の
仕組みなど具体的に特定することにより弊害を生み出す文書と違い業務の中の
文書は具体的で明確な方が適切です。

この段階で曖昧さを許容するとシステムとして改善することが困難になるから
です。このような曖昧さを含む文書を見たときに,少し考えてみるといいでし
ょう。たぶんそこが文書の中で改善すべきポイントなのです。

もう一つのリテラシーは,文書を読むことや話を聞く能力です。
これは単に漢字や言葉を知っているという意味ではありません。
情報を理解する能力です。理解するにはその情報に関連する知識を持っている
必要があります。お分かりの通りこのリテラシーとは知識を背景にした読み書
き能力であり,コミュニケーション能力とは少し次元が違います。

QMSの中にある文書が役立たない(最近では有効性という言葉がはやってい
ますが)と感じたら,文書が悪いのかリテラシーが不足しているか考えてみる
とよいでしょう。


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●編集後記
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この時期になると,あちらこちらでクリスマスツリーやら,ライトアップされ
た街並みがみることができ,華やかさとともに一年の終わりが近づいてきたこ
とを感じます。

最近では,エコが浸透し,ライトアップされた明かりも電球からLEDが主流に
なってきており,色も青や白など目にやさしい色に変化してきています。
しばし足を止めて眺めていると,時を忘れ,ホッとする気持ちになることは
ありませんか。

さて,QMS委員会では,この一年で「QMSをいかす」をテーマにJAB
から見たQMS,総会では知的資産経営への成功事例の紹介,BSCという
道具立ての演習,そして,日吉講師による『QMSに「磨きをかける」ため
の目の付けどころ』といろいろな形でのアプローチをして参りましたが,
その締めくくりともいえる,一足早いプリスマスプレゼントとして,QKM
e-ラーニング「ISO 9001規格解釈コース」を全面リニューアルして提供させて
戴きます。「QMSをいかす」ために是非ともご活用戴ければと思います。

本号も最後までお読み戴きありがとうございました。


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──「QMSを経営に活かしたいあなたに贈る」──

* 配信追加は下記にお知らせください。
 mailto:qmsmelg@ciaj.or.jp
* 発行:情報通信ネットワーク産業協会 QMS委員会メルマガ編集部
 http://www.ciaj.or.jp/top.html
 http://www.ciaj.or.jp/qms/(QMS委員会ホームページ)
* 発行責任者:QMS委員会メルマガ編集部事務局(菅野 清裕)
* 皆様のご意見・ご要望をどしどしお寄せください!
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