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    「QMSを経営に生かしたいあなたに贈る」 QMS委員会

「個人情報保護法の対策は万全ですか?」

                      2005年3月24日発行 第6号

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≪ 第6号 目次 ≫

 ・はじめに
 ・QMS委員会活動紹介(普及分科会)
 ・トレンド情報「個人情報保護法とコンプライアンス」
 ・TL9000コーナー「(1)米国での相次ぐ地域通信事業者買収劇
             (2)クエストフォーラム日本ハブ会議報告」
 ・QMS委員会総会のお知らせ
 ・編集後記


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●はじめに
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このところ街を歩いているとスプリングコートやスーツ姿の方が多くみられる
ようになり,少しずつ暖かい日差しが感じられ,春の訪れを感じる今日この頃
ですが,会員の皆様にはいかがお過ごしでしょうか?
桜の開花も東北・関東・甲信地方では平年より早いとのことですが,満開の
サクラの下のお花見を心待ちにされる方も多いのではないかと思います。

この時期は,多くの企業では年度末の追い込み時期であり,また,新年度から
の組織の変更や異動などとあわただしいことと思います。
QMS委員会の活動は,先週末に2004年度の事業報告を行い,本メルマガ
の発刊をもって本年度の活動を終了いたします。

間髪をいれずQMS委員会のスタッフは,QMS委員会の総会に向けて忙しい
時期となります。会員の皆様に十分満足いただけるような特別講演などを企画
しております。
総会については,本メルマガの”QMS委員会総会のお知らせ”をご覧下さい。


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●QMS委員会活動紹介(普及分科会)
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今月号は,「普及分科会」を紹介します。
普及分科会は,QMSの普及・啓蒙を行う役割をもった分科会で,通信機械
工業会からの歴史を重く引き継ぐ分科会です。なかでも,「赤城の山」といえ
ば,旧品質管理研究会の年中行事として知る人ぞ知る新QC七つ道具を普及
させるために発足した合宿制の集合教育で,これを企画・開催していたのが
この分科会でした。

「赤城の山」の歴史は古く,実に30回開催し,参加者は延べ3,000名を
数える名物行事でした。「赤城の山」(国立青年の家)にこもって2泊3日で
普及分科会のメンバーが交代で講師を務める壮大なスケールの研修でした。
この講座も会員各社を取巻く環境の激変で現在では休止状態となっております
が,新QC七つ道具の普及や,同じ業界に働く仲間同士の課題の共有等技術と
コミュニケーションの両面で皆様のお役に立てたのではないかと自負しており
ます。また,長きに亙り継続できたことは,先輩諸氏のご尽力の賜物とこの場
をお借りして改めて感謝申し上げます。

時は変わり,現在の普及分科会は,教育事業としてはQKMのe-ラーニング
サービスとQMS戦略セミナーの2本柱があり,その他異業種交流会などの
企画を担当しております。2004年度からはこのメルマガによる情報発信も
私たち普及分科会が取り纏めをしております。

QKMのe-ラーニングサービスは,企業の業態の変化などで教育機会のない方
や時間・地域・人数に制限あり集合研修に参加できない方へインターネットを
利用した教育支援として2003年度より提供しております.
コンテンツは,QMSの国際規格である「ISO9001規格解釈」と,「管理
図」「統計的手法」など品質管理関連のコンテンツの併せて6つのコンテンツが
あります。後者は通信機械工業会時代に発刊したQMS品質管理基礎講座の
テキストに必要な情報を見直し追加して作成しており,「赤城の山」流れを引継
いだものとなっております。皆様の積極的な活用をお願い致します。
http://www.ciaj.or.jp/content/info/elearning.html

QMS戦略セミナーは時流にあった有識者による質の高いセミナーとして,
皆様の要望の多いマネジメント,ソフトウェア開発関連のテーマで開催して
おり,反響もとても大きく私どもも満足しております。2005年度も引続き
勢力的に取組んで参ります。皆様には是非ご参加いただき新たな気付きをお持
ち帰りいただきたいと思っております。乞うご期待!!

最後に私たちの心残りとして異業種交流会が開催できていないことがあります。
普段は関わりのない業種の取り組みの中にマネジメントの宝の山が潜んでいる
かもしれません。2005年度は是非開催したいと考えております。

今後とも普及分科会の活動に乞うご期待願います。


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●トレンド情報「個人情報保護法とコンプライアンス」
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本年4月,個人情報保護法が全面施行されることは既にご承知の通りです。
この法律が施行されると,各事業者に大きな影響があると言われています。

この法律は事業者規制法ですので,遵法性を保ち個人情報の取扱いを進めなけ
ればなりません。当然違反をすると罰せられます。

PIM(Personal Information Management)というマネジメントシステム
もありますが,ISO9001の観点でお話をすると,ISO9001では情報をものと
捉えて,「7.5.4 顧客の所有物」とみなすことができます。
しかし,これはあくまでもお客様データとして解釈した場合であり,社員情報
などは含みません。

これを機会に,社内のQMSを経営システムに一歩近づけるべく,個人情報
保護の考え方を盛り込むことを検討されることをお勧めいたします。

情報は,いったん漏洩してしまうと取り戻せない性質を持っています。
マスコミでも,個人/顧客情報流出,個人情報漏洩というニュースが頻繁で,
「またか」というように,危機的意識が麻痺して,冷めた感覚になってしまって
いるように思えます。漏洩しない抑止力をどうマネジメントシステムに織り込む
かが鍵になります。

既に,ISMSやPマーク取得企業の場合は,個人情報保護法施行だからと
いって急に体制を整えなければならないということはないと思います。

しかし,ISO9001の外部審査の際に,個人情報保護の観点で審査の質問がやり
取りされる可能性がありますので,自社のMSの整合性を確認しておくことを,
お勧めいたします。
(詳しくは,別途TC176から方向性が明らかにされるものと思われます。)

参考資料(平成16年6月経済産業省)
個人情報の保護に関する法律についての経済産業分野を対象としたガイドライン

http://www.meti.go.jp/policy/it_policy/press/0005321/


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●TL9000コーナー「(1)米国での相次ぐ地域通信事業者買収劇
            (2)クエストフォーラム日本ハブ会議報告」
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◆(1)米国での相次ぐ地域通信事業者買収劇◆

1/31,米地域通信会社2位のSBCコミュニケーションズが,米長距離通信
最大手のAT&Tを買収することが報道された。買収後の新会社は,地域から
長距離,携帯電話までを一貫して手がけ,米通信最大手のベライゾン・コミュ
ニケーションズを追い抜き米最大の通信会社となるはずであった。

ところが,2/15,今度はベライゾンがMCI(旧ワールドコム)を買収する
との報道があった。MCIは,2002年に経営破綻し,昨年4月に再建手続
きが完了している。MCIは,米国の長距離通信2位にあり,地域通信1位の
ベライゾンが買収することで,SBC(地域2位)のAT&T(長距離1位)
買収による新会社を抜き,売上高1位の会社を維持する。

この結果,これまでの一連の買収により,売上高順位は次のようになる:
 1.ベライゾン+MCI ← 旧 1.ベライゾン
 2.SBC+AT&T      2.SBC  
 3.スプリント         3.AT&T 
                4.スプリント
                5.MCI

新勢力大手3社は全てクエストフォーラムの会員であり,TL9000の認証取得
要求に拍車がかかることも予想される。従来,AT&TはTL9000を静観する
スタンスであったが,SBCに買収されたことで,AT&Tと取引関係にあ
る会社は,TL9000への影響を受ける可能性もでてきた。

一方で,3/18になり,今度は米地域通信4位のクエスト・コミュニケーショ
ンズがMCI買収に動いているとの報道がなされ,米通信業界の勢力争いは
予断を許さない状況になってきた。このメルマガが皆さんの手元に届くころ
には,また違った様相を呈しているかも知れない。

◆(2)クエストフォーラム日本ハブ会議◆

クエストフォーラムが開発しているTL9000の世界的普及を目指し,地域ハブ
設立を推進する最中,昨年9/6,日本ハブが設立された。ハブメンバはクエ
ストフォーラム会員を前提とし,現在は,NTT,NEC,日立,ノーテル
ネットワークス,富士通,JACO,JQA,JICQA,テクノファ,
それとクエストフォーラム公認の認定機関JABで構成されている。

この会合が2/25に開催され,以下の議事が取り上げられた:
議事:1)昨年12/7〜8のアジア地域会議報告
   2)本年2/1のフォーラム年次会議報告
   3)日本ハブの活動経緯と今後の活動

議事1)アジア地域会議報告では,講演者,内容,写真,出席者の紹介が行われ,
質疑応答では,TL9000により生産性が向上したと発表したSolid Technologies
に質問が集中したと報告があった。韓国でのTL9000認証取得の伸びが著しい理
由として韓国政府における中小企業への助成支援が登録数の伸びに繋がってい
るとの紹介も有った。

議事2)フォーラム年次会議報告では,クエストフォーラムの2005年評議員
の紹介,各地域ハブの活動状況紹介があった。

議事3)日本ハブの活動経緯と今後の活動では,アジア地域会議への「日本地域
での活動の進展」報告の紹介,年次会議への日本ハブ活動状況の紹介を報告。
この年次会議で,日本ハブが申請した活動についての予算が一部承認され,
本年の活動項目が以下のように決定された:
 a)日本ハブ会議の運営・報告,Q/F会議報告会,意見交換会の実施
 b)日本ハブのウェブサイト立上げと運営
 c)通知,ニュースなどの翻訳の推進
当面は,これら項目に重点をおいた活動を推進していく。

ウェブサイトに掲載して欲しい事項,通知やニュースで知りたい事項,翻訳し
て情報展開して欲しい事項などの要望がございましたら,
mailto:qmsmelg@ciaj.or.jp宛,遠慮なくお寄せ下さい。


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●QMS委員会総会のお知らせ
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QMS委員会の2004年度総会は,以下の内容にて開催致します。現在調整
中につき,皆様へは整い次第改めましてご案内申し上げます。

・開催日:  2005/ 5/27(金)
・場 所: 情報通信ネットワーク産業協会(CIAJ)第1〜4会議室
      (東京大手町・サンケイビル17階)
・主な予定:
  13:10〜14:10 QMS委員会総会
  14:30〜17:00 総会記念特別講演会(2件を予定)
  17:45〜19:15 会員各企業様と講師との懇親会(無料)
・その他:
    特別講演会は,会員以外の方の出席も可能です。
    各1時間の枠で2件のご講演を予定しております。
  現在講演予定者と詳細の調整中です。


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●編集後記
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第6号はいかがだったでしょうか?

個人情報保護法への対応は待ったなしですね。

先日,国勢調査に協力しもらえるかと電話がかかってきました。
国民的放送局の某地方局の委託を受けて実施していると説明してくれましたが,
個人情報流出過敏症の私は,国勢調査を装って家族構成などを聞かれるのでは
と思い即断ってしまいました。

丁寧な口調の女性だったんですけどね。可哀そうなことしたかな。
ずっと前なら,ホイホイ答えていたと思います。

そう言えば,昨年は某クレジット会社から個人情報流出で迷惑をかけたとして
五百円の商品券が郵送されてきました。怖いような得したような複雑な気分で
した。
インターネットが普及して便利な世の中になったんですけど,何だか大変な
時代に突入してしまったのかも。

さて,QMS委員2004年度の活動も千秋楽となりました。2005年度は
会員企業の皆様の満足度向上に向け,更に気合を入れて活動していきます。

引続き,QMS委員会をどうぞ宜しくお願い致します。


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──「QMSを経営に生かしたいあなたに贈る」──

* 配信追加は下記にお知らせください。
 mailto:qmsmelg@ciaj.or.jp

* 発行:情報通信ネットワーク産業協会 QMS委員会メルマガ編集部
 http://www.ciaj.or.jp/top.html
 http://www.ciaj.or.jp/ciaj/qmst/(QMS会員専用)

* 発行責任者:QMS委員会メルマガ編集部事務局(菅野 清裕)

* 皆様のご意見・ご要望をどしどしお寄せください!
 mailto:qmsmelg@ciaj.or.jp

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