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お知らせ

「2019年度 モバイル通信端末の利用実態調査」 ~端末買替えニーズは長期化、格安通信契約は転換期を迎えたか?5Gへの期待高まる!~

2019年8月7日

CIAJは、この度「2019年度 モバイル通信端末の利用実態調査」を実施し、報告書としてとりまとめました。

本年度の調査では、スマートフォン利用が60代までの全世代に普及し、利用者数の伸びが鈍化しています。買替え意向は前年度より25ポイント減少して約41%となり、買替え期間は前年度より4カ月伸びて3年近くと一段と長期化してきています。

順調に伸びていくと思われたMNOのサブブランド(Y!mobile、UQ mobile )とMVNOを合わせた格安通信事業者契約数は、前年度から減少しています。

新しいサービスが次々と出てくる中、SNSが日常的に使われる機能として定着し、一方で、ゲームや動画の視聴、音楽機能の利用が減少しています。

2019年度から始まる5Gへの関心は高く、認知度は70%を越えており、内容まで知っていると答えた方が30%に達しています。5Gで利用してみたいサービスとしては、高精細の画像や高速通信でのダウンロードの他、ARやVR 、自動運転など新しいサービスへの期待が高まってきています。

(1) 調査概要

本調査は、1998年に「携帯電話とPHSの利用実態調査」として開始して以来、毎年4月に定点調査を実施しており、年間で最も販売の多い3月商戦の結果を反映するものとしています。

調査対象は、関東、関西在住のモバイル通信端末利用者1,200人(19歳以下男女各100人、20-29歳男女各100人、30-39歳男女各100人、40-49歳男女各100人、50-59歳男女各100人、60-69歳男女各100人)です。なお調査は郵送によりアンケート票を対象者に送り後日に回収する方法(留置調査法)で実施しました。本年の調査結果の特徴的な点は以下のとおりです。

(2) 利用端末の動向

<所有端末の種類>

  • 調査対象者1,200人が所有している端末は全部で1,552台であり、所有端末の種類は下表のとおりとなっています。
  • 1台目として利用する端末をスマートフォンと回答した人が1,156人(96.3%)、フィーチャーフォンは39人(3.3%)となっています。
<調査対象者の所有端末の種類>
所有端末の種類 所有台数(複数回答)
単位:台
1台目として利用
単位:人
スマートフォン 1,186(98.8%) 1,156(96.3%)
フィーチャーフォン 45(3.8%) 39(3.3%)
タブレット(回線あり) 298(24.8%) 3(0.3%)
タブレット(Wi-Fiのみ) 19(1.6%) 2(0.2%)
モバイルWi-Fiルーター 1(0.1%) 0
その他(PHS) 3(0.3%) 0
無回答
合計 1,552(145.8%) 1,200(100.0%)

< スマートフォン利用者の伸び鈍化>

  • スマートフォン利用が60代までの全世代に普及し、前年度からの利用者の伸びが0.6%と鈍化しています。

    <スマートフォン利用者の推移>

< フィーチャーフォン利用者の減少は継続>

  • フィーチャーフォン利用者についても、前年度より0.6%程度の減少で3.3%となっています。

    <フィーチャーフォン利用者の推移>

<複数端末の利用者数は前年度より減少>

  • 複数台端末を利用する人は32.9%で、前年度(44.0%)から減少に転じています。
  • 複数端末は、タブレット(回線あり)が79.5%(295台)、スマートフォンが8.1%(30台)となっています。
    <利用の有無>
    複数(2台以上)利用している
    32.9%
    1台のみ利用
    67.1%
    (n=1,127)

    <複数端末の利用内訳>

(3) 格安通信事業者の利用動向

<格安通信事業者の成長にブレーキ>

  • 格安通信事業者(サブブランド+MVNO)の利用は12.8%と前年より10.1ポイント減少しており、成長にブレーキが掛かっています。

    <格安通信事業者の利用(単位:%)>

  • 格安通信事業者との契約に関しての満足度は総じて高いものの、料金に関連した項目では、「データ通信料金」を不満と答えた方は前年度1.9%→ 今年度7.7%、「音声通話料金」では前年度0.8%→今年度6.5%と上昇しています。

    <契約に関しての満足度(単位:%(n=148))>

(4) 端末の買替え意向

<端末の買替え意向が低迷>

  • 現在使用している端末について、買替え意向を持つ人は40.7%で前年に比べて25ポイント減少しています。2011年度以降前年度までは60~80%前後で推移していましたが、2019年度は5割を大きく割り込んでおり、端末の買替え意向の低迷が顕著になっています。

    <現在利用している端末の買替え意向(n=1,200)>

 

(5) 端末の購入重視点

<機能や性能を重視する回答が低下>

  • 前年度に比べて、機能や性能を重視する回答が全般に大きく低下し、一方で、通信事業者およびそのサービスを重視する回答が急上昇しています。

    <購入重視点の変化>

(6) 機能毎の利用率

<SNS関連機能は日常ツール化・娯楽関連機能利用は低下傾向>

  • サービスの選択肢が広がる中、SNSは日常的に使われる機能として定着している傾向にある一方、メールやゲーム、動画視聴、音楽機能の娯楽利用は低下傾向にあります。

    <機能毎の利用率>

(7) 5Gの認知度と期待

<5Gへの期待高まる>

  • 認知度は73%あり関心の高さがうかがえます。
  • 5Gの特徴を生かした新しいサービスへの期待もうかがえます。

    <5Gモバイルサービスの認知度 (n=1,168)>

    <5Gで利用してみたいサービス>
    ※1つ以上のサービスを利用したいと回答した人が対象(単位:%)

(参考) 通信料金と端末代金の分離プラン

<調査時点では一括希望と別個希望に二分>

  • 通信料金と端末料金の分離プランについては、従来通り一括を希望する方が45%で、別個を希望する方が54%と、二分する結果となっています。

    <通信料金と端末代金の分離プラン (n=1,143)>


なお、本報告書は日本語版のみです。冊子版1部¥69,000(税別)、同内容のPDFファイル及びExcel集計データが収録されたCD-R付冊子版を¥79,000(税別)にて販売致します(8月7日発刊予定/部数限定)。

ご希望の方は株式会社シード・プランニング 担当 杉本(TEL:03-3835-9211)までご連絡ください。

本リリース内容に関する問い合わせ先

ICT基盤部
TEL:03-5403-9358 Fax:03-5403-9360

広報に関する問い合わせ先

広報部
TEL:03-5403-9351 FAX:03-5403-9360

モバイル通信端末の利用実態調査(旧版)の販売について

CIAJ移動通信委員会では1998年より毎年、「利用実態調査」の報告書を発刊し、株式会社シード・プランニング社様を通じて最新版のみ販売してまいりましたが、2015年度より10年前からの旧版を本文のPDFファイルのCD-Rで販売しております。(冊子での販売はしておりません。また、入力データ集計表等のデータも含まれません。)

2009年度~2018年度の利用実態調査報告書がご入用の場合は、メールにて下記事項を記入の上、下記に示す連絡先までご連絡下さい。

[必要事項]
  • 必要な利用実態調査の年度とその必要部数
  • 貴社名、所属名、お名前
  • ご発送先住所、電話番号、FAX番号、メールアドレス
[連絡先]
  • (一社)情報通信ネットワーク産業協会 ICT基盤部 多賀谷
  • メールアドレス:y-tagaya@ciaj.or.jp
  • 電話:03-5403-9358
  • FAX:03-5403-9360
[金額]
  • 1年度当たり1部10,000円(税別、送料別)
[お支払方法]
  • 報告書のCD-Rと共に請求書をお送りしますので、代金は請求書記載の口座に指定期日までにお振込み下さい。