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アクセシビリティって、なに?


○ アクセシビリティって、なに?
○ アクセシビリティに配慮した製品例
○ アクセシビリティに配慮したホームページ

 アクセシビリティって、なに?

アクセシビリティは、英語では“Accessibility”で、「近づきやすさ」、「利用のしやすさ」、「便利であること」などと訳されています。
一般的には、「利用者が機器・サービスを円滑に利用できること」という場合に使われています。
いま、高齢者や障害の有無などにかかわらず、すべての人が容易に開かれた情報通信の世界へアクセスできる「情報通信アクセシビリティ」が求められています。

すべての人が、情報通信の世界へ。
いま“アクセシビリティ”という考え方が重要になっています。

いつでも、どこでも、誰とでも、コミュニケーションできるユビキタス・ネットワーク社会へ。
いま時代は、パソコンや電話・ファクシミリなどのさまざまな情報通信機器を意識せずに世界中の人々と自然に意思疎通ができる高次元な情報社会へ向かおうとしています。
そこで、高齢者や障害をもつ方も情報通信機器やサービスを容易に利用できる“アクセシビリティ”が重要になっているのです。
身体的な壁を超え、すべての人々が利用できる情報通信サービスを・・・。
「情報通信アクセス協議会」は、情報通信機器・サービスの提供者団体と、利用者である高齢者・障害者団体、学識経験者が意見交換し、アクセシビリティの高い製品・サービスの実現に向けて諸々の活動を実施しています。
すでに、「高齢者・障害者等に配慮した電気通信アクセシビリティガイドライン」を制定し機能、条件、仕様などさまざまな方面から、誰でもが使いやすいユニバーサルデザインの概念に基づくアクセシビリティを確保した製品を開発、設計、提供を推進しています。
また、インターネット人口の急増に伴い、利用しやすいホームページ制作を推奨する“ウェブアクセシビリティ”にも注力しています。 (詳しい取組内容についてはこちらをご覧下さい)
さあ、この地球に住む人すべてが、分け隔てなくコミュニケーションできる情報通信環境を、皆様と一緒に創っていきましょう。
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 アクセシビリティに配慮した製品例

高齢者や障害をもつ方の意見を広く取り入れ、設計・開発に生かしたアクセシビリティの高い製品が、すでに市場に登場しています。それらには、高齢者や障害をもつ方を含めすべての人にとっての「使いやすさ」に配慮した機能が盛り込まれています。
大きなボタンで押しやすく、高齢者の方にも使いやすい携帯電話 大きなボタンで押しやすく、高齢者の方にも使いやすい携帯電話のイラスト 高齢者や弱視の方が利用できるように、ダイヤルボタンと番号を大きくしています
メールなどの文字を拡大表示してくれる携帯情報端末 メールなどの文字を拡大表示してくれる携帯情報端末のイラスト 高齢者や弱視の方が利用できるように、メールなどの文字を、自由に拡大表示する機能を備えています
受信したメール内容を音声で読み上げてくれる携帯電話 受信したメール内容を音声で読み上げてくれる携帯電話のイラスト 高齢者や視覚障害の方が利用できるように、受信したメール内容などを、「音声」で自動読み上げしてくれます
電話がかかってくると、“光”で知らせるベル 電話がかかってくると、“光”で知らせるベルのイラスト 聴覚障害の方が利用できるように、電話の着信ベルの代わりに、ライトがフラッシュして知らせてくれます
電話の声を、骨からの振動で聞ける電話機 電話の声を、骨からの振動で聞ける電話機のイラスト 聴覚の弱い方が利用できるよう、受話器の振動部を耳周辺や頭部にあて、骨からの振動で相手の声を明瞭に聞き取ることができます
使う人にあわせて、簡単に音量を調節できる電話機 使う人にあわせて、簡単に音量を調節できる電話機のイラスト 耳が遠い方が利用できるように、最大18倍の受話音量を調整できる電話機です
手を使わないで、“息”でダイヤルできる電話機 手を使わないで、“息”でダイヤルできる電話機のイラスト 肢体不自由な方でも利用できるように、吐く息でダイヤルできる呼気スイッチを完備した電話機です
受話器を手にとらずに通話できる“電話機” 受話器を手にとらずに通話できる“電話機”のイラスト 肢体不自由な方でも利用できるように、ハンズフリーで通話できる機能をもっています
緊急時、登録した先へワンプッシュで知らせる通報装置 緊急時、登録した先へワンプッシュで知らせる通報装置のイラスト 一人暮らしの高齢者でも利用できるように、登録先へワンプッシュで通報できます
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 アクセシビリティに配慮したホームページ

インターネットのホームページは、高齢者や障害者にとっても大切な情報源です。誰もがインターネットの世界に触れられるためには、ホームページ製作者が「ウェブアクセシビリティ」に配慮することが、とても重要です。ウェブアクセシビリティの主なポイントをご紹介しましょう。
誰にでも、わかりやすいメニュー名にしましょう 誰にでも、わかりやすいメニュー名を説明したイラスト 英語や一般的でない流行語などを使ったメニュー名は避け、平易な表現にしましょう
サイトマップ(総目次)で、全体が一覧できるようにしましょう 全体が一覧できるサイトマップ(総目次)を説明したイラスト 全体構成がわかる総目次(サイトマップ)をつければ、誰でもわかりやすく閲覧できます
ホームページ内で、迷わないような工夫をしましょう ホームページ内で、迷わないような工夫を説明したイラスト ホームページの各ページの決まった場所に、いつも主要メニューを配置するようにしましょう
画像には、代替テキストを入れましょう 代替テキストを画像に入れる説明のイラスト 音声読み上げソフトを利用している視覚障害の方のために、画像には代替テキストを入れましょう
読む人が自由に文字を拡大縮小できるようにしましょう 読む人が自由に文字を拡大縮小できるようにする説明のイラスト レイアウトやフォントのサイズを相対指定しておけば、読む人が自分の見やすいサイズに自由に拡大縮小できます
明確なコントラストで、見やすくしましょう 明確なコントラストで、見やすくする説明のイラスト 色の組み合わせに配慮し、明瞭なコントラストにしましょう。また、色だけに頼ったデザインにしないよう気をつけましょう
音声の代わりに、字幕などを入れる工夫をしましょう 音声の代わりに、字幕などを入れた工夫を説明するイラスト 聴覚障害の方のために、音声でのナレーションやガイダンス内容を、「字幕」でも紹介しましょう
限られた動作でも、操作できるデザインにしましょう 限られた動作でも、操作できるデザインを説明するイラスト 肢体不自由な方のため、スクロールを少なくしたり、ショートカットキーをつけましょう


●ホームページ製作者・担当者の方へ

ひとりでも多くの高齢者や障害を持つ方がインターネットの世界に参加できるように、
あなたのホームページもアクセシビリティに配慮してください。

詳細は、以下のページをご覧下さい。
みんなのウェブ(http://www2.nict.go.jp/v/v413/103/accessibility/)
総務省「みんなの公共サイト運用モデル」(http://www.soumu.go.jp/joho_tsusin/w_access/index.html)
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