TS41
「障害者等電気通信設備アクセシビリティガイドライン」チェックリスト

(1)障害に関わらず入力を可能とするための機能

障害に関わらず入力を可能とするための機能
機能 具体的な手段または方法
1-1 視覚に頼らないで入力を行えること

1.キー、ボタンを工夫

  • 背面ディスプレイの下にボタン(背面キー)を設置し、ワンタッチボタンとして登録された相手先に電話がかけられるようにした。
  • 着信の応答、終話が背面キーひとつでできるようにした。
  • 5のキーを他のキーより凹ませることで、位置を分かりやすくした。
1-2 色の識別を必要としないで入力を行えること

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1-3 聴覚に頼らないで入力を行えること

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1-4 限られた運動機能により入力を行えること

1.背面キーを設置した

  • 一つのボタンで応答、終話ができる。

2.集音マイクを採用

  • マイクから離れていても音声を集められるようにした。
1-5 義肢により入力を行えること

1.ボリューム調整ボタン

  • 3段階の音量がボリュームボタン(サイドキー)を押すたびに変更できる。
1-6 時間制限を設けないで入力を行えること

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1-7 発話に頼らないで入力を行えること

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(2)障害に関わらず出力結果の利用を可能とするための機能

障害に関わらず出力結果の利用を可能とするための機能
機能 具体的な手段または方法
2-1 視覚的な情報を視覚に頼らないで利用できること
(視覚に障害がある場合でも視覚的な情報を利用しやすくするよう工夫されている)

1.シンプルメニュー設定

  • 主要機能を集約したメニューを採用し、全ての文字が見やすい20ドットでかつスクロールが少なく表示されるようにした。
2-2 動画方式の情報を静止させることができること

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2-3 聴覚的な情報を聴覚に頼らないで利用できること
(聴覚に障害がある場合でも、聴覚的な情報を利用しやすくするよう工夫されていること)

1.骨伝導スピーカー搭載

  • 骨伝導スピーカーの振動部を耳周辺や頭部などにあてることで、相手の声を聞きとりやすくした。

(骨伝導は音の振動を頭がい骨を通じて 聴覚器官に伝える方法。)

(3)その他障害にかかわらず電気通信設備の操作を容易に行えるための機能

その他障害にかかわらず電気通信設備の操作を容易に行えるための機能
機能 具体的な手段または方法
3-1 入力操作に必要な入力キー、ボタン等の位置が容易に確認できること。

1.キー、ボタンを工夫

  • 背面ディスプレイの下にボタン(背面キー)を設置し、ワンタッチボタンとして登録された相手先に電話がかけられるようにした。
  • 着信の応答、終話が背面キーひとつでできるようにした。
  • 5のキーを他のキーより凹ませることで、位置を分かりやすくした。
3-2 基本的な通信環境の設定を一の出力操作で行えること。

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3-3 操作中にいつでも初期状態または任意の状態に戻すことが出来ること。

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3-4 ネットワークや通信相手との接続の過程を表示することができること。

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3-5 少なくとも一の特定の相手先へは一の入出力操作で接続が行えること。

背面ディスプレイの下にボタン(背面キー)を設置し、ワンタッチボタンとして予め登録された相手先1件に電話がかけられるようにした。

3-6 一度入力した接続先相手番号、接続相手アドレス等の接続に必要な相手先の情報を登録し、または再利用できること。

1.電話帳への登録

  • 音声通話の発信、着信履歴、メール表示中からの登録ができるようにした。

2.再利用機能

  • 音声通話の発信、着信履歴、スカイメールの受信先への音声発信。Eメールを受けた人、送った人のアドレスも再利用ができるようにした。

3.マイメンバー機能

  • よく連絡をする相手の電話番号などの情報を、画面上のキャラクターに予め登録することにより「電話」「Eメール」「スカイメール」のいずれかを簡便に送信が可能。(1グループ8件×3グループで合計24件の登録ができるようにした。)
3-7 ユーザーインターフェースのカスタム化が可能であること。

1.マイメニュー機能

  • よく使う機能・設定項目を「マイメニュー」として事前に登録する事により、設定操作を簡単に行う事ができるようにした。
3-8 電気通信設備の入出力は、複数の方法で選択でき、かつ、入出力の際には任意の方法が選択できること。

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