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2014年度(4-6月) 通信機械生産・輸出入概況 ~端末の海外生産シフトは続くも、無線ネットワーク関連機器は大幅増加~

2014年9月17日

一般社団法人情報通信ネットワーク産業協会(以下、CIAJ)は、この度2014年度(4-6月)通信機器生産・輸出入の概況をまとめました。
2014年度第1四半期の国内生産は、前年同期比で減少となりました。端末機器の生産は、海外への生産シフトが進んだことから同比で大きく減少し、一 方、ネットワーク関連機器の生産は、無線関連は好調であったものの有線関連が大きく減少したため、全体では同比で減少となりました。
輸出総額は同比32.5%増と昨年度の第1四半期に続き2期連続のプラスとなり、一方、輸入総額は昨年度までの大幅な増加から一転し、同比14.7%減のマイナスとなりました。

I.国内生産

クリックして拡大出所:経済産業省「生産動態統計調査」

2014度第1四半期の生産金額は1,875億円となり、前年同期比8.1%減となった。昨年度の第1四半期に続き2期連続のマイナスとなりました。

【機種別には以下の通り】

  • 有線端末機器165億円(前年同期比▲8.5%)
  • 移動体端末機器519億円(同比▲25.1%)うち、携帯電話400億円(同比▲26.4%)、公衆用PHS端末 22億円(同比▲15.0%)
  • 有線ネットワーク関連機器 576億円(同比▲19.1%)うち、交換機203億円(同比▲14.8%)、搬送装置373億円(同比▲21.2%)
  • 無線ネットワーク関連機器465億円(同比+57.7%)うち、固定通信装置124億円(同比+37.2%)、基地局通信装置341億円(同比+66.7%)
  • ネットワーク接続機器91億円(同比▲17.5%)
  • 有線部品58億円(同比+16.3%)

《2014年度第1四半期の主な機種の生産動向》

  • 有線端末機器は、景気回復による設備投資再開や買い替え需要などプラス要因があるものの、インターホン以外の電話機、ボタン電話、ファクシミリの生産が前年同期比で減少しました。
  • 移動体端末機器は、携帯電話のスマートフォン出荷が伸び悩み、加えて国内メーカーの海外生産シフトや海外メーカー製品の流入の影響を受け同比で大幅に減少しました。公衆用PHS端末は、低価格なスマートフォンの発売が影響し、同比で大幅な減少となりました。
  • 有線ネットワーク関連機器は、インフラ整備が一巡したことから交換機やデジタル伝送装置含む搬送装置が同比で大幅な減少となりました。
  • 無線ネットワーク関連機器は、固定通信装置(地上系、衛星系)が同比で増加し、基地局通信装置も大幅な増加となり、全体では同比で大幅な増加となりました。
  • ルータ、LAN等のネットワーク接続機器は2011年度からの投資が一巡し、同比で減少となりました。また、リレーなど有線部品は同比で増加となりました。

II.輸出

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2014年度第1四半期の輸出総額は1,072億円(前年同期比+32.5%)でした。

  • 電話機及び端末機器は17億円
    携帯電話 9億円
    ファクシミリ 0.7億円
    コードレスホン 0.6億円
    その他 7億円
  • ネットワーク関連機器は445億円
    基地局 72億円
    データ通信機器 359億円
    その他ネットワーク関連機器 14億円
  • 部品は610億円

第1四半期の実績を前年と比較すると、携帯電話(同比▲47.3%)、ファクシミリ(同比▲33.8%)、コードレスホン(同比▲15.9%)が 減少したものの、基地局(同比+413.4%)、データ通信機器(同比+3.8%)、部品(同比+47.0%)などが大幅に増加したため、輸出総額全体で は同比+32.5%の増加となりました。

III.輸入(速報)

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2014年度第1四半期の輸入総額は4,789億円(前年同期比▲14.7%)でした。

  • 電話機及び端末機器は2,621億円
    携帯電話 2,577億円
    ファクシミリ 7億円
    コードレスホン 20億円
    その他 18億円
  • ネットワーク関連機器は1,459億円
    基地局 143億円
    データ通信機器 1,261億円
    その他ネットワーク関連機器 55億円
  • 部品は709億円

第1四半期の実績を前年と比較すると、コードレスホン(同比+22.4%)、基地局(同比+33.7%)、データ通信機器(同比+2.0%)、部 品(同比+7.0%)などネットワーク関連機器、部品が増加したものの、昨年度まで増加が続いていた携帯電話(同比▲26.5%)が大幅な減少に転じ、 ファクシミリ(同比▲43.8%)も減少したため、輸入総額全体では同比▲14.7%の減少となりました。

IV.地域別構成

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●輸出の地域別金額(前年構成比増減)

1位 アジア 709億円(+7.7%)
2位 北米 168億円(▲13.6%)
3位 欧州 91億円(+0.1%)

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●輸入の地域別金額(前年構成比増減)

1位 アジア 4,464億円(+0.6%)
2位 北米 176億円(▲0.1%)
3位 欧州 78億円(+0.2%)

注)上記の概況値は、現時点での集計値です。今後、修正が入る場合もあります。

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