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お知らせ

「第1回G3-PLC L3/L4相互接続試験」実施結果について― HEMSを想定したG3-PLC機器間の相互接続性を確認 ―

2014年1月15日

概要

HATS推進会議(議長:齊藤 忠夫 東京大学名誉教授)「マルチメディア通信相互接続試験実施連絡会 G3-PLCアドホックSWG」(G3-PLCアドホックSWG主査:神田 充、株式会社東芝)(事務局:一般社団法人 情報通信ネットワーク産業協会(CIAJ))では、G3-PLC仕様(ITU-T G.9903)およびTTC標準 JJ-300.11(ECHONET Lite向けホームネットワーク通信インタフェース)に準拠した通信システムについて、各社通信モジュール間でのL3/L4相互接続試験を実施したことを ご報告いたします。
G3-PLCは、スマートハウス・ビル標準・事業促進検討会による「HEMS-スマートメーター(Bルート)運用ガイドライン」においても、公知で標準 のメディアの一つとして選定されており、今後さまざまな活用が見込まれます。このため、G3-PLCによるHEMS(Home Energy Management System)を中心としたスマートメーターとの通信や、多様な家電機器をつなぐホームネットワークを構築するために、相互接続性の確認が求められている ことに対応して実施しました。
今回の試験実施を踏まえ、今後の相互接続試験実施要領や連携するG3-PLCアライアンスへのフィードバックを行い、さらなる相互接続性の向上に努めてまいります。

1.試験実施月日

第1回試験  2013年12月24日(火)

2.参加企業(50音順)

  • アンリツ株式会社(以下「アンリツ」)
  • 住友電気工業株式会社(以下「住友電工」)
  • 日本テキサス・インスツルメンツ株式会社(以下「TI」)
  • パナソニック株式会社(以下「パナソニック」)
  • 株式会社東芝(以下「東芝」)
  • ルネサスエレクトロニクス株式会社(以下「ルネサス」)

(注)TI及びルネサスはG3-PLCチップのサポートとして参加

3.試験実施場所

一般社団法人 情報通信ネットワーク産業協会(CIAJ)会議室

4.実施体制

試験参加を第1回G3-PLC L3/L4相互接続試験の公募(2013年11月29日HATSホームページに掲載)により募集し、参加申し込みがあった企業により試験を実施しました。

5.試験方法

まず、G3-PLC L3/L4相互接続試験実施要領 ANNEX(HATS-M-107.1-V1.0)に従って試験機(アンリツ製)と機器間で適合性確認を行いました。その後、G3-PLC L3/L4相互接続試験実施要領(HATS-M-107-V1.0)に従ってPANコーディネータと端末間の総当たりで相互接続試験を実施しました。

6.試験結果

参加各社の通信モジュール間の相互接続性は概ね確認されました。

<試験順序>
下記表の順にて各社のPANコーディネータ及び端末について試験を実施しました。

適合性試験
試験順PANコーディネータ端末
東芝
住友電工
パナソニック
パナソニック

 

相互接続性試験
試験順PANコーディネータ端末
住友電工アンリツ
東芝パナソニック
東芝アンリツ
住友電工パナソニック
パナソニックパナソニック
パナソニックアンリツ
住友電工東芝
パナソニック東芝

 

PANコーディネータ:G3-PLC環境上でPAN (Personal Area Network) を確立し、通信を行なう上で必要となるPAN IDおよびネットワークアドレスなどの情報の割当と配布を担う機器。
端末:PANコーディネータによって確立されたPANネットワークに参加する端末機器。

 

<試験結果>
試験分類試験項目パス率(%)備考
適合性試験90.3試験項目数:18
参加機器(通信モジュール)数:4
相互接続性試験74.4試験項目数:20
組合せ機器(通信モジュール)数:8

 

<試験風景>
<試験環境>

試験機器構成例
(左:制御用パソコン、中央:端末、右:PANコーディネータ)

試験結果通信ログ出力例

7.今後の予定

接続上の課題について解析を続け、接続率向上を図る検討を行います。
いくつか試験仕様(実施要領)にて課題・明確化すべき部分が判明しています。今後、次回相互接続試験までに、これら課題の解決・明確化を実施要領に対して行います。

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