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お知らせ

「第2回NGN-HDTV会議システム間相互接続試験」実施について

2013年7月24日

概要

HATS推進会議(議長:齊藤 忠夫 東京大学名誉教授)「マルチメディア通信相互接続試験実施連絡会 AV通信機器WG HDTV会議SWG」(AV通信機器WG主査:野澤 善明 日本電気株式会社、HDTV会議SWG主査:如澤 裕尚 日本電信電話株式会社)(事務局:一般社団法人 情報通信ネットワーク産業協会(CIAJ))では、NGNに対応したHDTV会議システムについて、各製品間での相互接続試験を実施したことをご報告いた します。
今回、昨年度実施した接続試験で判明した点の対策をTTC標準JJ-40.30と相互接続試験実施要領書の改定に際してフィードバックして盛り込むことで、接続率の向上が確認されました。

1.試験実施月日

第2回試験  2013年7月9日(火)

2.参加企業(50音順)

  • エヌ・ティ・ティ・ソフトウェア株式会社
  • 沖電気工業株式会社 / 株式会社OKI ACCESS テクノロジーズ
  • シスコシステムズ合同会社
  • 株式会社ソフトフロント
  • 日本電気株式会社
  • 日本電信電話株式会社
  • 株式会社ネイクス
  • パナソニック システムネットワークス株式会社

3.試験実施場所

一般社団法人 情報通信ネットワーク産業協会(CIAJ)会議室

4.実施体制

試験参加を第2回NGN端末間相互接続試験の公募(2013年6月7日HATSホームページに掲載)により募集し、参加申し込みがあったHDTV会議SWG参加企業により試験を実施した。

5.試験方法

NGN端末間相互接続試験実施要領(TV電話・TV会議)(HATS-J-102-V1.1)に従い、全参加機器間での総当たり試験を実施した。

6.試験結果

試験プロファイルをH.264 Baseline Profile @ Level 3.1(720P:1280画素×720ライン)に限定し、外線接続試験を実施した。

会議端末6社6機種(うち1機種はNGN網との接続にNGNゲートウェイ装置を使用)及び多地点接続装置(MCU: Multi-point Control Unit)2社2機種間で、一部を除き映像・音声が相互接続出来ることが確認された。
(参加機器及び試験結果は下記のとおり)

<参加機器>
企業名製品名製品種別
エヌ・ティ・ティ・ソフトウェア株式会社CrosswayNGNゲートウェイ装置
沖電気工業株式会社 /
株式会社OKI ACCESS テクノロジーズ
IP Video Phone会議端末
シスコシステムズ合同会社Cisco TelePresence System EX90会議端末
Cisco TelePresence MCU 4500 シリーズMCU
株式会社ソフトフロントSUPREE Vision Premier 2 / HD会議端末
日本電気株式会社NC1000-MV-CH会議端末
NC1000-MV-MCMCU
日本電信電話株式会社統合端末(非売品)会議端末
NGN疑似網装置(非売品)NGNシミュレータ
パナソニック システムネットワークス株式会社KX-VC600会議端末
株式会社ネイクスNGS-X04NGNシミュレータ
<試験結果>
結果割合(%)
対端末映像・音声ともOK65
音声OK、映像片側OK5
音声OK、映像NG10
呼接続不可、または音声NG20
対MCU映像・音声ともOK60
音声OK、映像片側OK
音声OK、映像NG10
呼接続不可30

昨年度の接続試験で判明した課題をTTC標準JJ-40.30と試験実施要領書に反映*させて各社装置に実装させたことで、対端末間の正常接続率が約30%向上した。
呼接続不可の主な原因は、SDPの能力交換の不一致と考えられる。
また、映像の接続問題は送受信端末間で、通信開始時にIDR(瞬時復号リフレッシュ)ピクチャデータの送受信タイミングが合わずに正常復号されないためと考えられる。

*TTC標準JJ-40.30の改版時に盛り込んだ接続率向上を図るための主な内容:
装置実装時のばらつきを防止して接続率向上を図るため、以下の明確化を行なった。

  1. 各符号化方式の信号フォーマット、ビットレート、適用プロファイル、SDP表現を指定した。
  2. プロファイルと用途に応じ、符号化方式の必須、選択必須、推奨、オプションの関連を規定した。
  3. 実装を考慮したビットストリームの制約を規定した。

7.今後の予定

接続上の課題について解析を続け、接続率向上を図る検討を行う。

今回、複数機種のHGW間で登録動作の振る舞いに差異が確認された端末があり、詳細は今後調査を行なう予定である。

また、CEATEC JAPAN 2013 HATS PLAZAにて相互接続の動態展示を行うとともに、本相互接続試験は今後も更にメーカ・機種を広げて継続して実施する予定であり、利用者の利便性の高いHDTV会議システム製品の供給を目指していくこととする。

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