「2010年度 携帯電話の利用実態調査」を実施 ~スマートフォン需要躍進の兆し~

 CIAJは、国内の携帯電話・PHS 利用動向の変化を把握することを目的として、1998年から毎年継続的に定点調査を行っており、この度「2010年度 携帯電話の利用実態調査」をとりまとめました。
 今回は、携帯電話の買換えなど例年の調査項目に加え、機種が出そろって市場を賑わせてきているスマートフォンの調査項目を追加して、最新の利用実態の把握に努めました。本調査により、スマートフォンの需要が拡大する兆しが見える結果となっています。

概 要

 本調査は1998年より毎年定期的に実施しているもので、国内携帯電話・PHS利用の変化を把握することを目的としています。
 利用実態調査の対象は、関東、関西在住の携帯電話利用者600人(男300人、女300人 年代別:19歳以下100人、20-29歳100人、30-39歳100人、40-49歳100人、50-59歳100人、60歳―69歳100人)を対象にアンケート質問票により本年3月から4月の間に実施しました。
 また、従来は定点観測としての4月調査実施であるため、1年で最も販売の多い3月商戦の結果を反映するものとしています。

(1)買い替えの実態

<現在採用している販売方法の利用>
・現在採用している販売方法の利用は、77.7%になっている。買替えていない人は22.3%いる。新しい販売方法では「割賦販売」利用が約3分の2、「一括販売」を利用が約3分の1となっている。

<買替え期間の長期化>
・買替期間は前年の平均28.6ヶ月から2.9ヶ月長くなり、31.5ヶ月になっている。

<2年契約期間(1年も有)終了後の次回買替え意向>
・新しい販売方法/割賦販売等で、2年の契約期間(1年も有)終了後の次回買替えまでの期間は、長くなる傾向である。

・2年間の契約期間(1年も有)終了後も使い続けるという人が、2008年4月調査の24.2%から、2009年4月調査40.8%、2010年4月調査56.2%へと増加している。
・2年間の契約期間(1年も有)終了後もしばらく使い続けるという期間が、2008年4月調査の10.3ヶ月から、2009年調査17.1ヶ月、2010年4月調査18.5ヶ月へと長くなっている。

<買替時の評価では価格指向が多くなる>
・買替時の評価ポイントとしては、「デザイン・機能を多少抑えても低価格のものを買う」(46.7%)、「自分の気に入ったデザイン・機能のものが買いやすい価格になるのを待ってから買う」(28.3%)、「自分の気に入ったデザイン・機能であれば多少高くても買う」(20.9%)の順となっている。「価格」指向が約7割となっている。


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<携帯電話の買替重視点>
・携帯電話の買替重視点では、昨年は価格重視が台頭したが今年はデザイン重視に戻ってきた。

2008年4月
気に入ったデザインを重視する 86.3%
気に入った色を重視する 70.9%
価格を重視する 59.0%
カメラ付携帯電話を重視する 58.0%
2009年4月
価格を重視する 71.4%
デザインを重視する 53.9%
色を重視する 35.3%
サイズ(大きさ・重さ・厚さ)を重視する 25.2%
2010年4月
デザインを重視する 72.0%
価格を重視する 70.2%
サイズ(大きさ・重さ・厚さ)を重視する 47.2%
色を重視する 25.1%

(2)携帯電話の各機能・サービスの利用

・携帯電話の各機能・サービスの日常的な利用では、「メール」「装飾メール」「インターネットで調べる」「写真添付メール」「アプリ・ゲーム機能」「テレビ視聴」「動画視聴」「動画添付メール」「PCファイル閲覧」「GPS・位置情報サービス」等の利用が前年よりも増加している。
・本年度新たに調査項目に加えた、「電子書籍の閲覧」「SNS、ブログの閲覧・書き込み」「Twitter等の閲覧・書き込み」の利用も2割に近づいている。
・通信費に影響を与えるメール、カメラ、インターネット用途等の増加の背景には、データ定額制利用者の増加(通信事業者決算資料)が考えられる。


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(3)スマートフォンの利用

<スマートフォン利用者プロフィール>
・スマートフォン利用者の年代は、「20代男性」23.6%、「30代男性」20.0%、「10代男性」
16.4%、「40代男性」14.5%、「20代女性」12.7%、「10代女性」「30代女性」「40代女性」各3.6%、「50代男性」1.8%となっている。
・スマートフォン利用者の職業は、「勤め人」が69.1%と、アンケート回答者全体の「勤め人」比率38.8%に対して2倍近い比率を示している。以下、「大学生」21.8%、「経営者、会社役員」5.5%、「自営業」1.8%、「高校生」1.8%となっている。
・スマートフォン利用者の電話会社は、「ソフトバンクモバイル」67.3%、「NTTドコモ」21.8%、「ウィルコム」10.9%となっている。

<スマートフォン利用者の年代>

<スマートフォン利用者の職業>

・スマートフォン利用意向では、「使っている」+「使ってみたい」が36.9%と、前年より20.1ポイント増加している。

・利用形態は「スマートフォンだけ」が60.7%、「携帯電話と併用する」が37.4%、「ノートPCと併用する」が10.7%となっている。
 年代別では、「スマートフォンだけ」が「10代」「20代」で7割になっている。
・スマートフォンで使ってみたい(使っている)機能は、「インターネット利用/Web閲覧」「ユーザーの好みでいろいろなアプリが使える」「メール」「PCファイルの閲覧・文書作成」「ゲーム機」「動画プレーヤー」「ブログ更新」「ミュージックプレーヤー」が約5割超となっている。

<スマートフォンで使ってみたい(使っている)機能>

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 なお、本報告書は日本語版のみですが、1部¥34,000(税別・送料別)、入力データのCD-R付属版を¥44,000(税別・送料別)にて販売しております。(部数限定)
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