WCAG 2.0 達成方法集

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H83: 利用者の要求に応じて新しいウィンドウを開き、そのことをリンクテキストで明示するために、target 属性を使用する

達成方法に関する重要な情報

これらの達成方法(参考)の使用法及び、それらがWCAG 2.0 達成基準(規定)とどのように関係するかに関する重要な情報については、WCAG 達成基準の達成方法を理解するを参照のこと。適用(対象)セクションは、その達成方法の範囲について説明しており、特定の技術に関する達成方法があるからといって、WCAG 2.0 を満たすコンテンツを作成する際に、常にその技術が使用可能であるわけではない。

適用(対象)

HTML5、HTML 4.01 Transitional 及び XHTML 1.0 Transitional

これは、次の達成基準に関連する達成方法である:

解説

この達成方法の目的は、利用者が要求していない新しいウィンドウの出現によって、利用者が混乱するのを避けることである。利用者によっては、突然開いた新しいウィンドウによって混乱してしまったり、新しいウィンドウを完全に見逃がしてしまう場合がある。HTML5、HTML 4.01 Transitional 及び XHTML 1.0 Transitional では、新しいウィンドウを開くのに、自動ポップアップの代わりに target 属性を用いることができる(target 属性は、HTML 4.01 Strict と XHTML 1.0 Strict では廃止されている)。注意すべきは、target 属性を用いなければ、利用者が新しいウィンドウを開くべきかどうかを自分で決定できることである。target 属性の利用によって、新しいウィンドウを開くというマシンリーダブルな指示が明確に提供される。ユーザエージェントは、あらかじめ利用者に知らせることができ、新しいウィンドウを開かない設定にすることもできる。支援技術を利用していない利用者のために、リンクテキストからも新しいウィンドウを開くことがわかるようにしておく。

事例

事例 1

次の事例では、新しいウィンドウが開くことが示されたリンクで、target 属性が用いられている。

コード例:

<a href="help.html" target="_blank">ヘルプをご覧ください (新しいウィンドウが開きます)</a> 

参考リソース

この参考リソースは、あくまでも情報提供のみが目的であり、推薦などを意味するものではない。

検証

チェックポイント

  1. 新しいウィンドウが開くかどうか確認するために、ドキュメント内の各リンクを起動させる。

  2. 新しいウィンドウを開くリンクに target属性が指定されている。

  3. リンクテキストには、新しいウィンドウが開くことを示す情報が含まれている。

判定基準

この達成方法が「十分な達成方法」の一つである場合、このチェックポイントや判定基準を満たしていなければ、それはこの達成方法が正しく用いられていないことを意味するが、必ずしも達成基準を満たしていないことにはならない。場合によっては、別の達成方法によってその達成基準が満たされていることもありうる。