WCAG 2.0 達成方法集

Skip to Content (Press Enter)

-

H70: 繰り返されているコンテンツのブロックをグループ化するために、frame 要素を使用する

達成方法に関する重要な情報

これらの達成方法(参考)の使用法及び、それらがWCAG 2.0 達成基準(規定)とどのように関係するかに関する重要な情報については、WCAG 達成基準の達成方法を理解するを参照のこと。適用(対象)セクションは、その達成方法の範囲について説明しており、特定の技術に関する達成方法があるからといって、WCAG 2.0 を満たすコンテンツを作成する際に、常にその技術が使用可能であるわけではない。

適用(対象)

フレームを用いているHTML及びXHTMLドキュメント

これは、次の達成基準に関連する達成方法である:

解説

この達成方法の目的は、繰り返しているブロックをグループ化するために、どのようにフレームセットを用いることができるかを示すことである。ユーザエージェント及び支援技術のほとんどが、フレームからフレームへとナビゲートする手段を提供しているため、要素をまとめるのにフレームを使うことによって、繰り返されているコンテンツのブロックを簡単に通過できるメカニズムを提供することができる。ウェブサイトでフレームセットを用いている場合、コンテンツのブロックそれぞれを別々のフレームにまとめられる。そして、繰り返しているコンテンツのブロックを、各ウェブページのフレームセットの中で、同一のフレームに表示させる。さらに、各 flame 要素には、そのフレームの内容を説明する title 属性を指定しなければならない。フレームに適切なタイトルが付いていれば、利用者はフレームのナビゲーション機能を使用してコンテンツのブロック間を簡単に移動することができるようになる。

この達成方法は、ページ内のコンテンツを構成するのに既にフレームセットを用いている場合に適している。フレームセットを用いていないウェブページには、他の達成方法を用いることが望ましい。多くの支援技術利用者は、フレームの扱いに手間がかかるからである。さらに対応が望まれる達成方法(参考)として、ノーフレーム(noframes要素)を用いる達成方法が、達成基準 1.1.1 にある。

HTML5 では、frame 要素は廃止されている。

事例

事例 1

次のコード例では、コンテンツを構成するのに 2 つのフレームを用いている。1つ目のフレームのソースは navigation.html というウェブページであり、ナビゲーションのための HTML が含まれている。このフレームには、ナビゲーションバーであることを特定する title 属性が指定してある。2 つ目のフレームはサイトの主要コンテンツであり、main.html がソースである。title 属性に「主要ニュースコンテンツ」とありその機能を特定している。

コード例:

<frameset cols="20%, *">
  <frame src="navigation.html" name="navbar" title="ナビゲーションバー" />
  <frame src="main.html" name="maincontent" title="主要ニュースコンテンツ" />
  <noframes>
    <p><a href="noframe.html">フレームなしのバージョン</a>をご覧ください。</p>
  </noframes>
</frameset> 

参考リソース

この参考リソースは、あくまでも情報提供のみが目的であり、推薦などを意味するものではない。

検証

チェックポイント

そのウェブページで、フレームを用いてコンテンツを構成している場合:

  1. 繰り返されているコンテンツのブロックそれぞれを、別々のフレームにまとめていることを確認する。

  2. 繰り返されているコンテンツのフレームそれぞれが、各ページのフレームセット内で同じ場所に出現することを確認する。

判定基準

この達成方法が「十分な達成方法」の一つである場合、このチェックポイントや判定基準を満たしていなければ、それはこの達成方法が正しく用いられていないことを意味するが、必ずしも達成基準を満たしていないことにはならない。場合によっては、別の達成方法によってその達成基準が満たされていることもありうる。