WCAG 2.0 達成方法集

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FLASH6: 非表示のボタンを使用してアクセシブルなホットスポットを作成する

達成方法に関する重要な情報

これらの達成方法(参考)の使用法及び、それらがWCAG 2.0 達成基準(規定)とどのように関係するかに関する重要な情報については、WCAG 達成基準の達成方法を理解するを参照のこと。適用(対象)セクションは、その達成方法の範囲について説明しており、特定の技術に関する達成方法があるからといって、WCAG 2.0 を満たすコンテンツを作成する際に、常にその技術が使用可能であるわけではない。

適用(対象)

これは、次の達成基準に関連する達成方法である:

ユーザエージェント及び支援技術によるサポート

FLASH6 に関するユーザエージェントサポートノート (英語)を参照のこと。Flash テクノロジーノートも参照。

解説

この実装方法の目的は、画像のクリック可能なホットスポットと同じ目的を果たす代替テキストを提供することである。ホットスポットというのは、アクション(例えば、ホットスポットに対応する Web ページを開くこと等)をトリガできる画像内のクリック可能な領域である。ホットスポットは、非表示の Flash ボタンとして実装し、それぞれにホットスポットのリンク先を説明するアクセシブルな名前を指定する。

事例

事例 1: アクセシブルなクリック可能領域を含むグラフィック

  1. クリック可能なホットスポットを置く必要があるオリジナルのグラフィックをステージに追加する。

  2. 各ホットスポットについて、次の作業を行う。

    1. Flash Professional の[挿入]メニューから「新規シンボル」を選択するか Ctrl + F8 キーを押して、新しいボタンシンボルを作成する。

    2. ボタンシンボルの中に、クリック可能な領域に一致するシェイプを作成する。

    3. 新しく作成したボタンを元のグラフィックの上に置く。

    4. ボタンのプロパティパネルを開き、「カラー効果」の下にある「スタイル」ドロップダウンリストから「アルファ」を選択する。表示される「アルファ」スライダの値を 0 に変更し、ボタンを非表示にする。

    5. アクセシビリティパネルを使用して「タブインデックス」フィールドの値を指定し、タブ順序内におけるボタンの論理的な位置を指定する。

    6. アクセシビリティパネルを使用して、ホットスポットの目的を説明するアクセシブルな名前を指定する。

画面スクリーンショット 1:Flashのオーサリングステージにグラフィックを追加

画面スクリーンショット 2:プロパティパネルの「アルファ」スライダの値を 0 に変更して、ボタンを非表示に

画面スクリーンショット 3:アクセシビリティパネルを用いて、ボタンの名前を設定

この結果は、 非表示のボタンを使用してアクセシブルなホットスポットを作成するのサンプル(英語)で確認できる。また、 「非表示のボタンを使用してアクセシブルなホットスポットを作成する」のソース(英語)をダウンロードすることもできる。

検証

チェックポイント

ホットスポットが含まれるすべての画像を見つけて、各ホットスポットについて次のことを確認する。

  1. ホットスポットが非表示のボタンとして実装されている。

  2. アクセシビリティパネルまたは ActionScript を使用してホットスポットにアクセシブルな名前が指定されている。

判定基準

この達成方法が「十分な達成方法」の一つである場合、このチェックポイントや判定基準を満たしていなければ、それはこの達成方法が正しく用いられていないことを意味するが、必ずしも達成基準を満たしていないことにはならない。場合によっては、別の達成方法によってその達成基準が満たされていることもありうる。