WCAG 2.0 達成方法集

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F69: 達成基準 1.4.4 の失敗例 - 視覚的に描画されたテキストを 200 %まで拡大した際に、テキスト、画像又はコントロールが、切り取られたり、端が欠けたり、又は覆い隠されたりする

達成方法に関する重要な情報

これらの達成方法(参考)の使用法及び、それらがWCAG 2.0 達成基準(規定)とどのように関係するかに関する重要な情報については、WCAG 達成基準の達成方法を理解するを参照のこと。適用(対象)セクションは、その達成方法の範囲について説明しており、特定の技術に関する達成方法があるからといって、WCAG 2.0 を満たすコンテンツを作成する際に、常にその技術が使用可能であるわけではない。

適用(対象)

HTML、XHTML及びCSS

これは、次の達成基準に関連する失敗例である:

解説

この文書は、テキストのサイズ変更によって、テキストが切り取られたり、端が欠けたり、又は覆い隠されたりして、利用者がテキストを入手できなくなるという不適合事例について述べている。一般的に、この不適合事例は、ユーザエージェントのレイアウトエンジンが、HTML 内の新しいフォントサイズについてのレイアウトヒントのすべてには対応できない場合に発生する。これが発生する方法には、下記のようなものがある:

注記: WCAG ワーキンググループは、この不適合事例の検証方法に多くの誤解があることを確認している。この不適合事例の文書を次回の更新時に修正する予定である。それまでは、コンテンツが「十分な達成方法」のいずれかを用いて達成基準を満たしていれば、この不適合事例には該当しないと考えてよい。

事例

失敗例 1:

フォントサイズはスケーラブルな方法で設定されているが、コンテナは固定ピクセルサイズに設定されている。灰色のボーダーは、テキストのコンテナの境界線を示している。テキストが拡大されるとき、そのコンテナからあふれ、次のパラグラフを覆い隠す。

コード例:


<div style="font-size:100%; width:120px; height:100px; border: thin solid gray;> 
  Now is the time for all good men to come to the aid of their country. 
</div>
<p>Now is the time for all good men to come to the aid of their country.</p>

事例 1 のサンプルイメージ:

コンテナの枠の外にあふれ、ページの他のテキストを覆い隠しているテキスト。

失敗例 2:

この事例は、コンテナがテキストを切り取るように設定されることを除けば、前の不適合事例と同じである。テキストは次のパラグラフに流れ出してはいないが、端が欠けている。これも不適合事例である。

コード例:


<div style="font-size:100%; width:120px; height:100px; overflow: hidden; border: thin solid gray;>
 Now is the time for all good men to come to the aid of their country. 
</div>
<p>Now is the time for all good men to come to the aid of their country.</p>

事例 2 のサンプルイメージ:

拡大したテキストのために端が欠けたテキスト。

(今のところ、なし。)

検証

チェックポイント

注記: WCAG ワーキンググループは、この不適合事例の検証方法に多くの誤解があることを確認している。この不適合事例の文書を次回の更新時に修正する予定である。それまでは、コンテンツが「十分な達成方法」のいずれかを用いて達成基準を満たしていれば、この不適合事例には該当しないと考えてよい。

  1. コンテンツのテキストの文字サイズを 200 %拡大する。

  2. テキストが切り取られたり、端が欠けたり、又は覆い隠されたりしていない。

判定基準