これは、事例5の講演資料、表紙から22ページ目までをテキスト化したものです。 (表紙:1ページ) NTTドコモにおけるユニバーサルデザインへの取り組みについて (2ページ) 市場背景とユニバーサルデザインの基本的考え方 (3ページ) 日本の携帯電話市場動向 方式別比率 2G:1,676万台(17.0%) 3G:8,376万台(83.0%) 携帯電話シェア DoCoMo:52.8% au:29.4% Softbank:17.5% E mobile:0.2% (4ページ) ドコモハーティスタイル ドコモ・ハーティスタイルは、全ての人が使いやすい商品・サービスを追求していくというユニバーサルデザインの 考え方に基づき、人と人、お客様と私たちドコモとのつながりを、もっとぬくもりのあるものにする活動です。 (携帯) ドコモはお客さまの声に一つずつ応えていって、あなたのケータイに近付けていきます。 (窓口) ドコモショップなどのドコモのお店ではお客さまに快適にご利用いただけるよう、様々なことに取り組んでいきます。 (サービス) お客様の使い方に合わせて、多様な料金、サービス、機能を提供しています。 (5ページ) 「お客様窓口」の取り組み ○ドコモハーティプラザ 障がいのある方や有識者などのご意見を取り入れ店舗デザイン・サービスメニューを開発 手話対応・点字対応・送迎サービスなどサービスの充実 オールフラット・音声ガイドなど店舗デザインの配慮 ○ドコモショップ バリアフリー対応 お店のバリアフリー化やサービス介助士の資格を持ったスタッフの配置を推進 テレビ電話による応対サポート 手話サポートテレビ電話を設置し、手話通訳者がテレビ電話を介してお客様をサポート 外国語(5カ国語)サポート (6ページ) 「サービス」の取り組み ○ハーティ割引 障がいのある方々の行動範囲を広げ、社会参加を支援するサービスの導入 ハーティ割引(ふれあい割引)サービス内容 mova・FOMAの基本使用料 50%割引 iモード等の各種サービス月額使用料 50%割引 ご対象となるお客様 身体障害者手帳 療育手帳 精神障害者保健福祉手帳 のいずれかの交付を受けている方 ○点字請求書の発行 ○障がい者・高齢者向け電話教室の実施 (7ページ) プロダクトによるユニバーサルデザイン (8ページ) プロダクト開発の基本的考え方 1) Usability  携帯電話の機能をより使いやすく、よりわかりやすく。 2) Accessibility  年齢や能力に関係なく、携帯電話そのものを利用できるお客さまをできるだけ拡大。 3) Interface  技術/コストにより携帯電話が利用できる限界点。外部機器との橋渡し。 4) Adaptation  I/Fを介してお客さまにFITした専用デバイスを提供。 (9ページ)  らくらくホンIV (10ページ) 多くの方にご愛用されるらくらくホン らくらくホンシリーズ1,000万台達成!!(2007年4月22日現在、累計販売数1,000万台突破) らくらくホンI(P601es):1999年10月発売 らくらくホンII(F671i):2001年9月発売 らくらくホンIIS(F671iS):2002年9月発売 らくらくホンIII(F672i):2003年9月発売 FOMAらくらくホン(F880iES):2004年9月発売 FOMAらくらくホンII(F881iES):2005年8月発売 らくらくホンシンプル(D880SS):2005年12月発売 FOMAらくらくホンIII(F882iES):2006年9月発売 らくらくホンベーシック(F883i):2007年4月発売 (11ページ) らくらくホンシリーズの充実 ・画面上の大きな文字 ・大きく押しやすいボタン ・3つのワンタッチダイヤル ・音声読み上げ機能 ・短縮ダイヤル (FOMAらくらくホンIV(F883iES))2007年8月発売 「あんしん」、「かんたん」をさらに追求したGPS機能搭載らくらくホン UDのフラッグシップモデル (らくらくホンベーシック(F883i))2007年4月発売 「やさしさの基本形」 基本機能(通話・メール・iモード)に特化したベーシックケータイ (らくらくホン シンプル(D880SS))2005年12月発売 音声通話だけに機能を絞ったシンプルケータイ 離れた家族も安心の「見守り機能」 (12ページ) 音声読み上げ機能の進化 らくらくホンシリーズは強力な音声読み上げ機能を備え、お客様の様々なご要望にお応えします! 主な読み上げ内容 らくらくホンII(2001年9月発売) メニュー、電話帳、着信履歴、リダイヤル、受信メール、日付、時刻など らくらくホンIII(2003年9月発売) 送信メール、メール作成画面、i-modeサイト、電卓、充電完了お知らせ、歩数情報など らくらくホンIV(2007年8月発売) 入力文字、漢字詳細読み、電話発信者読上げ、超高速読上げなど さらに、音声ガイド内蔵、点字取扱説明書、DVDによる操作ガイド等により、操作の不安を解消! (13ページ) 外部機器連携による操作支援(らくらくホンIV対応) さらにできるかぎり多くの方に携帯電話をご利用いただくために、知的障がいのある方、携帯電話のボタンの操作が 不自由な方に、外部機器により携帯電話の操作を支援。 ドットパターン対応メールアプリケーションをプリインストール 本体をモバイルGスキャナーに対応 (14ページ) 絵文字コミュニケーション:イラスト・写真から電話、メールを送る。 (15ページ)  2画面ケータイ D800iDS (16ページ、17ページ) "2画面ケータイ"D800iDSとは? フォースフィードバック機能 タッチパネルでも"クリック感"を実現 あらゆるユーザに使ってもらえる3つのモードを設定可能 背面にシリコンラバーを装着 操作画面の種類を自分で替えられる携帯電話 タッチパネルだから実現できる直感的な入力インターフェイス (18ページ) 大きな3つのボタン 3択ボタンで簡単操作 大きいボタンに大きい文字 (19ページ) オートスキャン/ステップスキャン 自動的にカーソルが移動 外部からのスイッチで入力が楽 (20ページ) 最後に (21ページ) アクセシビリティガイドライン対応 ユニバーサルデザイン携帯電話機に対して「高齢者・障がい者等に配慮した電気通信アクセシビリティガイドライン (情報通信アクセス協議会)」への対応を推進 Uマーク アクセシビリティを考慮した商品であることを示すシンボルマーク (22ページ) NTTドコモのユニバーサルデザイン まとめ 携帯電話/窓口/サービスが一体となってユニバーサルデザインを推進 出来るだけ多くの方々に適した携帯電話の提供 圧倒的に使いやすい携帯電話の追求 全ての機種の使いやすさを向上 外部機器連携を推進し、あらゆるニーズに対応 →ひとりでも多くの方に愛される携帯電話を!