これは、講演2の講演資料をテキスト化したものです。 「利用者から見た電気通信アクセシビリティガイドラインと福祉機器」―講演レジュメ― 国立身体障害者リハビリテーションセンター研究所 障害福祉研究部長 河村 宏 1.利用者の固有のニーズ:具体例に沿って ・障害 ・身体 ・認知・知的 ・精神 ・高齢 ・社会的・文化的要素 2.利用者にとっての標準のプラスとマイナス ・コスト:高vs低? ・画一vs多様?  3.ユニバーサル・デザイン ・トップダウン型アプローチ ・ボトムアップ型アプローチ ・あらゆるユーザーインターフェースを配慮して作る中核機能とコンテンツ 4.国連障害者の権利条約のインパクト ・法律で規定する障害者差別の禁止 ・合理的な配慮(reasonable accommodation)の範囲 5.障害者・高齢者と産業・行政のパートナーシップの軸としての電気通信 アクセシビリティガイドライン ・ニーズの言語化 ・利用者参加の保障 ・合意プロセスの透明性 ・漸進的アプローチによるガイドラインの維持・発展 6.結論